今日は「トヨタさんの人材不足。若い人材に期間工はチャンス」についてのメモです。
先日、ニュースサイトを見ていたら「トヨタ自動車取引先で深刻化する人手不足への本格対応に乗り出した」という記事がありました。この人手不足、2019年の転職企業ランキングではトヨタが2位なのにトヨタさん自体も、関連会社も人が足りていないなんて意外でした。
トヨタの人材不足・期間工に関する記事
この記事の目次
引用・抜粋:トヨタ、人手不足に危機感 対策急務
トヨタ自動車が、取引先で深刻化する人手不足への本格対応に乗り出した。トヨタも60歳の定年後に再雇用で働く技能系従業員の処遇を改善する雇用形態を20年に新設する方針だ。
引用・抜粋:トヨタ、取引先に人材紹介 期間従業員を正社員で
トヨタ自動車が約3年の契約を終える期間従業員(期間工)を取引先に正社員候補として紹介する制度を導入したことが分かった。トヨタはグループを挙げて人材確保に対応する。期間従業員の就労安定にもつながりそうだ。
期間従業員・期間契約社員(期間工)とは
ここではトヨタ自動車の工場で働く契約社員の事です。派遣と違いメーカーと直接雇用関係を結ぶので、正式な雇用扱い・契約社員なので福利厚生などもメーカーの規定に準じます。
つまり、適切な人材だけを関連会社の正社員にするという事
最近では、終身雇用が難しいと発表がありました。これは時代的に仕方のない事だと思っていましたが関連の記事を見ると関連企業とトヨタ自動車自体も人材が不足しているようですね。ただ、期間従業員(期間工)の中から正社員候補を関連企業に紹介するのは、いきなりの正社員はきっとリスクがあるからそのようなフィルターを入れるんでしょうね・・・。
そこらへんの意図はよく解りませんが。
これははっきり言ってチャンス。
人材不足に困っているのは、今回のような大手だけでなく地方の工場も大変厳しい状況だと思います。給料が上がらず、仕事が激減、さらには働き方改革に則る必要がある状況では正直家族を養っていくのが難しい人もいるでしょうし、地方の若い子なんて高卒手取り15万~、大卒でも18万~ 数年多っても大して給料上がりませんから。結婚できませんよね。
絶望的ですよ。
これには色々な要因があるので結果的に絶望的状況にあるといってよいでしょう。そして改善も難しい。今いる会社に依存してしまうのは、自分だけでなく家族をも不幸にする可能性がありますから、自分で生きていく力をつけるならこういったチャンスは逃しては勿体無いと思うんですよね。
もちろん、やりたいからといってすぐ期間工になれるわけではないと思うんですが、これから数年単位で自分のキャリアを積むにはもの凄くよいのでは?と思うんです。その後はまた時代が動いているでしょうし、その時代の働き方にあわせてシフトチェンジすればよいと思うんですよね。
今の会社で経験値を上げ生き延びていく方法を見出すか・・・期間工で才能を開花させて正社員のシートを獲得するか。そしてその時に新しいキャリアアップを目指すか。
日本を代表するしっかりした会社で、しっかりと自分の力を評価してもらう事が出来ると思うチャンスですよね。これは普通の会社じゃ出来ない事。きっと今いる会社よりもはるかに正しい目で見てくれると思うんです。結果、今いる会社で生き延びていくための泥臭い方法を探し続けるよりも、未来の可能性は大きく広がると思います。
【参考】トヨタさんを狙い撃ちするならこんなタイトルのサイトがありました
- 自動車業界専門の転職エージェント - オートモーティブ・ジョブズ
(https://automotive.ten-navi.com/) - トヨタ自動車 期間従業員のご案内
(https://www.t-kikan.jp/)
※ここはリンクを貼っておりませんのでコピペで検索してください
以上です。