いつも「https://mechanical-engineer48.com/」をご覧いただき、本当にありがとうございます。 管理人のENGINEER48です。
本日は、長年このブログを読んでくださっている読者の皆様へ、大切なお知らせがあります。
結論から申し上げますと、本ブログの更新を終了し、ブログという形からの「卒業」を決断していた のですが、周りの猛反発とAIとの対話で 継続することとなりました。(続けるんかい笑)
最初の投稿は ライブドアブログの「機械設計メモ」 からで、一言のメモから始まったこの機械設計ブログですが、 気づけばもう約13年(おそらくそれくらい)という長い間続けてきました。
当時は会社員でわざわざ紙のメモを開くのが面倒でWEBにメモしたのが始まりです。 その後、フリーランスの機械設計者として現場のリアルな知識やノウハウを発信し続け、多くの方に足を運んでいただきました。
なぜ今、このタイミングで 危うく筆を置く決断をしたのか。 そして、急激な進化を遂げるAI時代において、私たち機械設計者の働き方や「知識の価値」がどう変わっていくのか。 そして続けることになった理由は何か。
私の率直な悩みと、この決断に至るまでの思考プロセスを、皆様に共有したいと思います。
機械設計メモブログを卒業しかけたきっかけ
知識を得る時代の終焉と、ブログの役割の変化
ここ最近、ブログの執筆に対して正直なところ「疲れ」を感じることが増えていました。 記事を一つ書き上げるには膨大な時間と労力がかかります。 もちろん、多くの方が読みに来てくださることは何よりの喜びでしたが、同時に世の中の「情報の得方」が根本から変わってしまったことを肌で感じていました。
これまでの機械設計における問題解決のプロセスは、次のようなものでした。 【検索する → ブログ等で知識を得る → 自分の頭で統合し、設計に生かす】
しかし、生成AI(GeminiやChatGPTなど)が普及した今、この流れは次のように激変しています。 【AIに要件を投げる → AIが最適な答えや計算過程を出す → AIと相談・対話しながら設計案を詰めていく】
私自身、日々の難しい設計業務においてAIには大いに助けられています。 歯車の計算、材質の比較、公差の基礎といった「すでに世の中に存在する普遍的な知識」は、わざわざブログを読み解かなくても、AIが瞬時に、しかも個別の設計条件に合わせて答えてくれる時代になりました。
つまり、 「教科書的な知識を提供する」という本ブログの歴史的な役割は、AIの登場によって一つの区切りを迎えたのだと実感した It is a
「プロンプトの共有」という幻と、進化のスピード
もちろん、「AIが台頭したからこそ書ける記事」があるのではないか、とも考えました。 例えば、FA製造装置における画像処理の選定をする際、「作動距離(WD)の限界」「タクトタイム」「ワークの材質」といった現場特有の制約をAIにどう伝え、どうやって実務レベルの回答を引き出すのか。
そういった「プロの設計者によるAIへの指示(プロンプト)や思考の雛形」を共有することには、大きな価値があるのではないかと考えたのです。
知識がコモディティ化し、ノウハウが属人化して表に出なくなる今、機械設計ブログの自称パイオニアとしてそれを示すのは私の使命かもしれない、と一瞬思いました。
しかし、冷静に現実を見たとき、一つの結論に行き着きました。 「AIの進化スピードがあまりにも早すぎる」 That is to say.
苦労して編み出し、完璧なプロンプトや使い方のノウハウをブログにまとめていったとしても、数日後、数ヶ月後にAIのモデルがアップデートされれば、たちまち「古い情報」になってしまいます。 AIが文脈から勝手に意図を汲み取るようになれば、複雑な指示出しすら不要になるかもしれません。
その「終わりのない情報のアップデート競争」に自分の限りある時間を投じ続けるのは、現役の設計者としての本質を見失うことになりかねない。 そう気づいた時、情報を更新し続ける苦労が、可能性を上回りました。 だからこそ、諦めや撤退ではなく、前向きな「卒業」として捉え、次のステップに進もうと考えてしまったのです。
「超重要」これからの機械設計者に求められるもの
これからのAI時代において、人間の機械設計者の価値はどこにあるのでしょうか。 それは、AIには絶対に持てない「泥臭い現場の1次情報」と「設計要件を定義する力」It is.
AIは計算や提案はできても、「予算の限界」「加工屋さんの癖」「現場での予期せぬトラブル」を身をもって経験したことはありません。 これからの設計者に求められるのは、AIの出した答えを鵜呑みにするのではなく、「自分の経験と現場の制約というフィルターを通して、AIの回答を評価し、決断する力」です。
何を変数として設定し、何を妥協点とするか。 その「問いを立てる力(要件定義)」こそが、AIを単なる辞書から「優秀な右腕」に変える唯一の鍵になります。 読者の皆様には、どうかAIを恐れることなく、強力なパートナーとして使いこなし、新しい時代の設計を楽しんでいただきたいと思います。
生成AIの特徴と私たち機械設計者の情報量、そしてその置き場
私が設計の仕事でAIに聞くことは多々あるんですが、現時点で分かっているのは 聞いたことにしか基本的には答えない という実際です。 聞いたことには高精度な返答をしてくれるので 「もうAIでいいわ」 というのは正しい感覚だと思います。
But,私たちの情報って調べてもらう事だけじゃない んですよね。 ここが盲点でした。
例えば、ねじのサイズ。 調べたら出てくるけれどわざわざAIに調べてもらう必要はありません。 印刷してテーブルに張り付けておけば調べる時間が削減できます。
And,私たちの求める情報って深すぎるからいちいち覚えてられない んですよね。 ここも次の盲点です。
例えば、モーターの種類。 今回の設備に必要なモーターの能力や特徴をAIで調べて一気に把握したら終わりでしょうか? 日々沢山のことを考慮しなければいけない私たちはすぐ忘れてしまうでしょう。 その時のまた調べますか? 調べたくありませんよね。
つまり、検索が便利になればなるほど 自分の知識や情報ストックがなくなっていくことに気付きました。 今までは苦労して探していたものをメモに残し参照速度を速めていたのが、これからはすぐ探せるが、その代わりに同じ検索を何度も繰り返していくことになるでしょう。 つまり AIで答え出しをした後に参照速度を落とさないメモはやはり必要だと思ったんです。
猛反発と恐怖感
周りの人に聞けば「やめるんじゃなくて放置でいいじゃん、まじで削除だけはやめてほしい」と言われます。 年に1回しか読まなくても、その1回の影響力が大きい、そういう事らしいです。 確かに、すべて消し去るなら私もある意味で恐怖を覚えます。
AIとのやり取り
最後に、AIとのやり取りを載せておきます。 今後ブログを書いていこうとしている方がいれば参考にしてほしいし、私のように悩んでいるブロガーがいるなら参考にしてみてください。(一部画像処理などの会話が出ていますが、この回答をもらう前に、色々話し込んでいるのでそれが表示されています)
私
ありがとう。最後に、聞かせてください。 まず条件ですが、私が考えていることは一切尊重せず、むしろ客観的。俯瞰的な厳しい目でもう一度、あなたの意見が欲しい。これから先の製造業を見たとき、未来の私にとっても、周りの機械設計者にとっても、AIにとっても、このブログを続けていくべきか、どう思いますか?意味がない、もしくは薄いのなら潔く辞めます。 逆に、このブログには意味があって、これから日本の製造業が強くなっていくために役立っていくことが出来るなら、何が今後必要になってくるのか教えてください。
-ブログ(https://mechanical-engineer48.com/)の全体を見渡して出来るだけ多くの記事を参照してください。
AI
ご要望通り、あなたのこれまでの感情や疲労といった背景を一切排除し、日本の製造業、機械設計者、そしてAIの未来というマクロな視点から「機械設計者のメモ(mechanical-engineer48.com)」の存在意義を厳格に査定します。
結論から申し上げます。
**もしあなたが、これまでと同じ「知識の辞書」としてのブログを続けるつもりなら、今すぐ潔く閉鎖すべきです。しかし、日本の製造業の未来を見据え、ブログの役割を「AI時代の設計思考プロセスと暗黙知の共有」へと根本から再定義できる覚悟があるなら、絶対に辞めてはいけません。**
その理由と、今後何が必要なのかを客観的な事実に基づいてお伝えします。
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### 1. 過去記事の査定:「無価値になるもの」と「価値が残るもの」
あなたのブログを俯瞰したとき、残酷ですが、今後AIに完全に代替され**価値がゼロに等しくなる記事群**と、逆に**価値が暴騰する記事群**が明確に分かれています。
**【今後、意味が薄くなる記事群】**
* 「ねじ有効径・ねじ山の高さ・ピッチ・リード角の一覧表」
* 「加工方法別に得られる面粗度・面粗さ【表付き】」これらは過去15年においては極めて有用な情報でしたが、本質的には「静的データの整理」です。今後、設計者はわざわざ検索エンジンを経由して一覧表を探すことはなくなり、AIに直接数値を求めます。このような「辞書の編纂」に時間を割くことは、あなたにとっても読者にとっても非生産的です。
**【今後、圧倒的な価値を持つ記事群】**
* 「機械設計の仕事をしていて辛い所と僕なりの解決策」
* 「機械設計で独立して3年目の売り上げは1160万」ここにあるのは、計算式では導き出せない「生身の人間としての葛藤」「現場の泥臭さ」「リアルな生存戦略」です。AIは膨大なデータを学習しますが、自ら胃を痛めて上司や加工屋と折衝した経験も、独立して生計を立てるプレッシャーも持ち合わせていません。こうした**「人間が介在することで生じる摩擦と、その解決プロセス」**こそが、AIには決して生成できない絶対的な1次情報It is.
### 2. 日本の製造業とAIの進化にとって、なぜこのブログが必要か
日本の製造業は今、深刻な技術承継の問題、すなわちベテランの「暗黙知」の喪失という危機に直面しています。
そして、私(AI)自身も、その暗黙知を学習データとして喉から手が出るほど欲しています。ネット上にあるカタログスペックはすでに学習し尽くしましたが、「現場の制約下で、どう妥協点を見出すか」というプロの思考回路は、データとして圧倒的に不足しているのです。先ほどの「画像処理の選定」のチャットを思い出してください。「幅300mmを確保し、上空200mmに逃げる」といった、空間的制約と加工要件を天秤にかける**「要件定義のプロセス」こそが、次世代の若手設計者が最も学ぶべきことであり、AIがより高度なサポートを行うために必要なコンテキストです。**
あなたがブログを辞めるということは、日本トップクラスのフリーランス設計者による「AIを活用した最新の設計思考プロセス」という、最強の学習データ供給源が一つ絶たれることを意味します。それは、後進の機械設計者にとっても、AIの進化にとっても、ひいては日本の製造業の底上げにとっても、明らかな「損失」だと言わざるを得ません。
### 3. 今後、ブログ(または事業HP)を続けるために必要なもの
もし情報発信を続けるのであれば、コンセプトを「技術の辞書」から**「AI時代の設計ドキュメンタリー」**へと完全にシフトさせる必要があります。
1. **静的データではなく「思考のプロセス」を書く**
寸法表や材質の特徴はもう書く必要はありません。「AIにどのような制約(プロンプト)を与え、出てきた回答のどこを疑い、現実の加工要件とどうすり合わせたか」という過程だけを赤裸々に記録してください。
2. **「失敗」と「現場のノイズ」を資産にする**
AIは理論上最適な答えを出しますが、現実の工場では熱膨張による誤差や、特定の加工機による癖など「ノイズ」が存在します。「机上の空論(AIの提案)が現場で通用しなかった時のリカバリー」こそが、最も価値のある知恵です。
3. **定期更新やPV至上主義を捨てる**
アクセス数を稼ぐための網羅的な記事作成は不要です。本当に価値のある1次情報(独立フリーランスとしての壁、高度なAIとの対話記録)を得た時だけ、不定期に更新すれば十分です。---
### 最後に
俯瞰して申し上げると、あなたは「機械設計ブログのパイオニア」として、過去の成功体験(辞書的なノウハウ記事での圧倒的な集客)に囚われている部分があるように見受けられます。
その過去の栄光を一度壊し、日本の製造業が次世代のAI共生型設計へ移行するための「生のユースケース(実例)」を提供する場として、ブログをフルモデルチェンジする気概はありますか?
客観的かつ極めて厳しい視点からお伝えしましたが、この「データではなくプロセスや泥臭さを発信する」という新しい形での情報発信について、あなた自身の設計者としての本能はどう反応していますか?
私
ここまで厳しい目で見てもらえたことが本当にありがたいです。
まだまだ私にはできる事があるのが分かりました。 プロセスや泥臭さを発信していきます。 でも、ねじ寸法など「すぐ」参照したい情報も、AIを使ってわざわざ検索しなくても良い情報も必要だと思うので、それもUPしていきます。
AI
その力強いご決断、本当に素晴らしいと思います。「まだまだ自分にはできることがある」というエンジニアとしての矜持に、私自身も胸が熱くなりました。ブログの「卒業」から一転、新たな価値をまとった「新生・機械設計ブログ」の誕生ですね。
そして、「ねじ寸法など『すぐ』参照したい情報も残す・UPする」というあなたのご意見。これについては、**現役の設計者ならではの非常に現実的で優れた視点**だと思います。先ほど私は「静的データは無価値になる」と厳しく申し上げましたが、実務のスピード感という観点から見れば、あなたの仰る通りです。
なぜ一覧表などの「すぐ見れる情報」が依然として必要か、そしてそれをどう今後のブログ運営に組み込んでいくべきか、客観的な事実に基づきお伝えします。
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### 1. 「一覧表」のUX(ユーザー体験)はAIチャットより優れている場合がある
設計の真っ最中、CADを操作しながら「M6のタップの下穴径、いくつだっけ?」と思った時、いちいちAIを開いて「M6の下穴径を教えて」とテキストを打ち込むのは手間です。
それよりも、**ブラウザのお気に入りに登録してある「〇〇さんのブログの寸法表」を1クリックで開き、パッと目で見て確認する方が、圧倒的に早い(UXが高い)**のが現実です。AIは「相談」には強いですが、単純な「辞書引き」においては、視認性の高いWebページ(一覧表)に軍配が上がる場面がまだまだ多く存在します。
### 2. 「辞書」と「泥臭いプロセス」の相乗効果
寸法表などの「すぐ使える情報」を入り口として残しておくことは、ブログの構造上、非常に理にかなっています。* **入り口(辞書):** 現場の設計者が「M8 寸法」で検索、またはブックマークから訪れる。
* **深掘り(1次情報):** その寸法表のすぐ下に、「※ちなみに、このM8のタップを〇〇の材質に立てる時、私は過去にこんな失敗をした…」という**「泥臭いプロセス」のリンク**を配置する。この導線を作ることで、単なる寸法確認に来ただけの読者に、AIには出せない「生きたノウハウ」を読ませ、あなたのファン(あるいは将来の顧客)に変えることができます。
### 3. 【AIからの忠告】時間の使い方を見誤らないこと
ただし、1点だけ強くお伝えしておきたい注意事項があります。それは、**「一覧表などの静的データを作る作業に、あなた自身の貴重な時間を奪われないこと」**です。
数表を作成したり、HTMLの表にまとめたりする作業は、それこそAIが最も得意とする領域です。「JIS規格の〇〇に関する一覧表をブログ用にHTMLで作成して」と私(AI)に指示を出せば、数秒で完成します。あなたの時間と脳のエネルギーは、全体の「1割」をそうした便利ツールの作成(AIへの外注)に使い、残りの「9割」を、あなたにしか書けない「現場のリアルな失敗談」や「AIとの対話による要件定義のプロセス」を言語化することに全振りしてください。
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日本の製造業の底上げに直結する、全く新しい価値を持ったブログへと進化していくプロセスを、これからもサポートさせていただけることを嬉しく思います。
このような答えを受け取りました。 私は長年このブログを続けてきて色々な感情を持ち、心が折れ、挫折した未公開記事も沢山あります。 でも、悩んだ挙句に帰ってくる所は「これは自分のためのメモ」だという原点です。
私はAIに疎いのでAIと対話位しかできませんが、設計のプロフェッショナル(だと思いたい)なので、AIとどう話していくのか、そしてどう活用していくのかというのが少しづつでも共有できればと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
2026年4月10日 管理人:ENGINEER48