アルマイト処理の膜厚、密度に関しての情報




今日は 「アルマイト処理の膜厚/密度に関しての情報」 のメモです。

 

探してもなかなか見つからない アルマイト処理の膜厚と密度ですが 中には面積当たりの質量情報を提供してくださる処理メーカーさんもいらっしゃいますが ここでは そういった情報がない方が簡易的に計算するための情報をメモしておきます。

アルマイト処理の膜厚と密度

まず、基礎知識として アルマイト(陽極酸化処理)自体はアルミニウム表面に形成される酸化アルミニウムの層(アルミナAl2O3と言われている)ので アルミニウムの密度に近いと考えられており、そのアルミナAl2O3は 一般的に約 3.9g/cm^3 の密度とされています。

 

アルマイト処理は アルマイトの種類によって膜厚が変わるのですが、主なアルマイトとその膜厚は以下の通りになります。

 

  • 白アルマイトなどのアルマイト処理: 5〜25μm
  • 硬質アルマイト処理: 50μm

 

そして、アルマイト処理は 処理プロセスの中で 素材が溶け出しそこに2倍のアルマイト層が出来るので素材面に対してアルマイト処理の半分が素材に入り、半分が元の素材表面より膜が載る形 になります。

 

つまり、簡易計算におけるアルマイト層の重さを出す場合は以下の式となります。

 

  • アルマイトが載る表面積 × 総膜厚の1/2 × 密度(3.9g/cm^3)

 

このアルマイト処理は、製造過程の条件(温度、電流、電解液の種類など)によって変わる可能性があり、処理メーカーではそこをコントロールしてアルマイト層を生成しています。

 

以上です。

 

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