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実績を深く理解し自身の実績に反映させる

部品を組み込んだり、自動溶接したり、塗ったり、乾かしたり、除電したり、検査したり、機械にさせることの出来る仕事は沢山あります。

今まで沢山の機械が作り出され、新規の機械がそれらの構造や仕組みを多く流用でき、設計の仕事は楽になるハズなのに、未だに新しく作られる機械が沢山あるし新しい構造も生まれます。

それを一言でいうと「過去の設計は完璧ではなかったから」ですが、その新規の設計には過去の実績で良い結果が得られた構造や購入品、組み方、材質などが散りばめられ、それを繰り返して新規の機械作りが回っています。

だから私たち設計者が過去の実績から新規を設計する場合や既設の改造などに取り組む場合は、

敢えて複雑に設計している場所、一見過度に調整機構が設けられている場所、あまり聞かない処理や材質、一見過剰に見える駆動機器など、違和感を感じる場所にはノウハウが隠れているという意識で観るのが大切になります。

それをみて私たちはしっかり学ばせてもらうんです。

(2025-06-10)

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