↑↑複数の単語から検索する場合は「,」で区切ってください。(例:IAI,クリーンルーム,ロッド) 泥臭く結果を出していくことの価値 AI(ChatGPTなど)が進化して、一般的な知識や公式は誰でも簡単に検索できるようになっています。 しかし、製造業はデジタルの世界だけで完結するものではなく、物理的な素材や制約を伴う現実世界(ハードウェア)の産業です。 AIが絶対に生み出せないもの、「現場の泥臭い一次情報と失敗経験」です。 例えば、「SS400の引張強度は?」という質問にはAIは一瞬で答えます。しかし、「カタログ上のスペックはこうだが、実際の現場でこの形状に加工するとこういう熱歪みが出やすい」「机上の計算では安全率を満たしているが、この使い方は現場の作業者が怪我をしやすい」といった、物理的な実務経験に基づいた暗黙知は、AIには書けません。 というか、その歪みの除去方法などのテクニックは私たち設計者すら知らない事が多いです。 私たちが学んでいる「物理法則に基づいた正しい設計方法」や「現場での工夫」は、AIが学習するための正解データそのものであり、AI時代において最も希少価値が高まる「一次情報」です。 ですので、私たちはこれまでと同様に、失敗を恐れず現実と向き合っていくことが大切で、AIが普及すればするほど、私たちのような「プロの一次情報」の価値は相対的に上がっていきます。 視点を変えると、AIで調べられない(調べるのには時間のかかる)情報は、人間にとって面倒な事です。 私たちが発信する一次情報の価値が認められた時、AIに対しても信頼される情報源として新しい価値が生まれると思います。(2026-03-06) アーカイブ:2023 2024 2025 2026