↑↑複数の単語から検索する場合は「,」で区切ってください。(例:モーター,イナーシャ)
設計ノウハウの完全自動・資産化システムの構築ができた話
もう皆さんはAIを使い倒していると思うのですが、恐縮ながら本日私は、Googleworkspace×Geminiの組み合わせで、設計ノウハウの完全自動・資産化システムの構築にに成功しました。
これは設計者(私)の頭の中にある「暗黙知」を動画から抽出し、Google Workspace(GWS)とAI(Gemini API)を連携させることで、将来実現させるデジタル・クローン(AIアドバイザー)の学習用データベースを全自動で構築・整理する仕組みです。
ざっくりいうと以下のステップで行いました。
1. 暗黙知の言語化(動画からのテキスト抽出)
画面収録ソフトを使用し、CAD操作と設計者の「思考プロセス」を動画として記録します。
2. GWS上の知識ストレージ構築(フォルダ構造の最適化)
属人化を防ぎ、将来的なシステム譲渡やAI(RAG)の検索精度を高めるため、マイドライブではなく「共有ドライブ」を知識の格納庫としました。
3. GAS×Gemini APIによる「完全自動仕分けシステム」の実装
Google Apps Script(GAS)を用い、毎日深夜3時に自動起動するタイマー(トリガー)をセット。
4.AIによる自律的分類
GASが起動すると、データ保管場所にあるテキストをGemini APIに送信、Geminiが文脈を読み解き、7つのカテゴリのどこに該当するかを自動で判断。
5.構造化データの自動生成
AIが将来検索しやすいよう、見出し(##)や箇条書きを用いたMarkdown風のクリーンなレイアウトに整えた上で、各カテゴリフォルダに「本日の日付_追加ノウハウ」としてドキュメントを新規作成・保存するようにしました。
6.自動整理
処理が終わった元データはアーカイブフォルダへ自動移動させ、インボックスを常に空の最適な状態に保つようにしました。
7. 結局何が出来たのか
設計者(私)は「動画を撮って、テキストをフォルダに入れるだけ」で完了し、面倒な分類や整理はすべて睡眠中にAIが行うため、半永久的に運用が継続できるようになりました。単なるベタ打ちの長文ではなく、意味の塊ごとに構造化されたドキュメントが蓄積されるので、将来「CAD横に常駐するAIアドバイザー」を構築した際、ハルシネーション(AIの嘘や混乱)のない的確な回答が引き出せると思います。
つまり私はひたすら働くだけでそのうちAIクローンが出来上がる第一歩をようやく踏み出せました。
そして、この再現性が極めて高い構築マニュアルを、限定ではありますが近々で提供予定です。
ちなみに、設計者じゃなくても設計グループでルール化・運用することで組織として機能できるし、小規模グループでも勝てる設計が今後出来る基盤となってくるので、管理職の方にもぜひ取り入れてほしいです。
ただ・・・これが巷に広がると商売あがったりになる可能性が高いので価格は高くなってしまうと思いますが、興味がある方はお待ちいただけますと幸いです。(2026-05-09)