機械設計メモブログの一言集(2026年アーカイブ)

 

ここは 機械設計をやっていく中で感じたことの一言 をまとめています。 特に目的はありません。ただのメモです。

一言メモ

 

今なら言える。困ったらご連絡を。

自分は中学は低成績、農業高校、大学は文系、社会人になって設計を知り、始めた人間だから、正直基礎が全くない状態で、とにかく現場で学んできました。 今でも「自分はまだ足りていない」という前提は変わらないし、現場で会う高学歴のエンジニアさんを見ると、正直「すげぇな」と思うんです。

ただ、こうやって分からない事をスキマ時間でまとめたり、本質に向き合う努力は欠かさなかった成果として、今では仕様書を見るだけで勘所が掴める判断力も付いてきているのを実感するし、私にお仕事をくださるメーカーさんの得意不得意を加味した考え方もできるようになってきました。

今でも、人に教えるとか本当に苦手なんですが、聞かれたことに対してそれなりに回答ができる自分は、それなりの経験を積んでこれたんだと、頑張って来てよかったなと思います。

2026年は、今いるお客様の発展に貢献して、新しく出会うお客様に対しても最適な成果物が提供できるよう頑張っていきます。  何か機械設計で困ったらご連絡ください。 (2026-01-21)

 

 

デフォルトモードネットワーク(DMN)を知ること

デフォルトモードネットワークとは、ぼーっとしている時やリラックスしている時など、特に何もしていない安静状態で活発になる脳の神経回路網のことですが、単純に「何もしない時間」を作ればよいです。

機械設計においては「答えが出ない事(出しづらい)を考える場面」に遭遇しますが、脳にはDMNがあるから、これを活用する人は強制的と言ってよいほど「その場に居続けない」です。

私は、それを活用する手段として3Bの法則を意識していますが、マイクロブレイクを設けて何もしない時間を作る人もいます。

私の取り入れている3Bはマーケティングの3Bではなく、Bus,Bsthroom,Bed です。 多くの人が仕事ではないときにアイデアが浮かぶ経験をするように、この環境をどう作っていくかというのが私たち設計者の環境づくりにおいては重要だと思います。

私たちの仕事は、残念ながら頑張ったから結果が出るという世界ではなく、本質をとらえた答えを見つけられるかどうかの世界です。 だからこの客観的な取り組みがとても大切。(2026-01-20)

 

 

調整レスと調整機構の切り分け

設計の切り分けは、「加工精度で保証する領域(内部)」と「現場で吸収すべき誤差」の区別が肝要です。

【①調整レス(内部完結)】
調整レスは装置単体やユニット内部に適用します。  設計・加工精度とノックピン等で幾何公差を完全に拘束し、組立時のバラつきを排除します。 ここでは「誰が組んでも同じ性能」を最優先します。

【②調整機構(接続・環境対応)】
調整機構は装置間の連結部(ワーク受け渡し)や据え付け脚に適用します。 床の不陸や重量機の設置誤差、累積公差は物理的に避けられません。 ここは調整代(シムやジャッキ等)を意図的に設け、現場合わせで最終精度を出せる「吸収する設計」が不可欠です。(2026-01-16)

 

 

できないであろう事が可能となりつつある仕組み

かつて独立の際に「フリーランスの設計グループを作るんだ」とSNSでつぶやいたところ「それはできない。達成しない」と言われていたのを今でも根に持っている(笑)んですが、確かに、その達成は難しいことを様々な場面で経験してきました。

しかし、個人一人で回すには200~250h程度ですが、今では月700時間ほどの仕事をコンスタントに回すことができています。

設計者が皆同じCADでもないし得意不得意もあります。

どうやっているか というノウハウは特になく、一つ一つの壁を丁寧に取り除いていくだけで少しずつ形になってきています。

今では機会があるなら世界中飛び回って設計したりできると思います。

人材不足は深刻かもしれないですが、これからも良いお客様と出会い、良い機械を作って全員で楽しんでいきたいと思います。(2026-01-12)

 

 

新しい選択肢

他者が設計した機械には、自分では決して採用しないであろう機構、材料選定、制御ロジックが含まれています。

例えば、ある搬送工程において、自分が「電動スライダ」しか選択肢にない場面で、他者が「リンク機構やチェーン」で安価に解決しているのを目撃した場合、私の内部データベースに新たな解法がエントリーされます。

もちろん、この逆もあって、他社の答えより優れている答えを自分が持っていることもあります。  ついでに言えば、そこにいる技術者との会話で新しいアイデアが生まれることもあります。 つまり、現場に行けば行くほど設計者として強くなっていきます。(2026-01-08)

 

2026年度の活動方針について

2026年ですが、 正しい設計思想を追い求め、泥臭いほどの実行力のある設計者を目指して活動していきたいと思います。

設計思想は都度変わると思いますが、基本となる「設計の意図」や「価値観」「なぜそうするのか」を明確にしながら仕事を進める。  そして、現場の制約条件をすべてクリアし、安定的に「稼働する状態」まで早期に持っていく完遂力を強化したいと思います。(2026-01-03)

 

 

2026年1月3日