住宅設備機器(エコキュート)の開発・設計

2017年11月21日




今日は「住宅設備機器(エコキュート)の開発・設計の仕事内容」についてのメモです。

住宅設備機器(エコキュート)の開発・設計

エコキュートの開発・設計の仕事内容

住宅設備機器としては、いろいろなものがありますが、ここでは、最近着目されているエコキュートの開発・設計の仕事内容についてご紹介します。

エコキュート(英: EcoCute)とはヒートポンプ技術を利用し空気の熱で湯を沸かすことができる電気給湯機のうち、冷媒として、フロンではなく二酸化炭素を使用している機種の総称である。

エコキュートの開発・設計の仕事内容は、エコキュートを開発・設計してから実際に製品を量産するまでのものになります。エコキュートの開発・設計の仕事は、まず、ユーザーから要求される製品の仕様を検討したり、自分で製品の構想を練ったりすることからスタートします。

次に、全く新しいフルモデルチェンジのような製品の場合は、予備的に製品を試作して試験を行ったりします。普通のモデルチェンジ、マイナーチェンジのような製品の場合は、設計、製品の試作、製品の試験、製品の量産試作、製造ラインでの量産を行います。

なお、実際に試験を行うのは、社外に対して製品の責任を負う品質保証部門が行います。また、開発・設計の仕事内容としては、製品のコスト管理もあります。せっかく製品を開発・設計したとしても、製品が赤字になると実際に量産することはできません。

そのため、製品のコスト低減も同時に検討する必要があります。また、特に、フルモデルチェンジのような製品の場合は、新しく考案した機能などについてはできるだけ特許、実用新案を出願します。特許を出願すると、製品を販売する際にライバルメーカーをリードすることができます。

また、出願した特許、実用新案が実際に登録になると、社内で報奨金が出るため非常にメリットがあります。

 

エコキュートの設計・開発の仕事の魅力

エコキュートの開発・設計の仕事の魅力は、実際に製品になるまでの仕事を一貫して行うことができるため非常にやりがいがあることです。

当然ですが、入社して間がない場合は、エコキュートの開発・設計の仕事と言っても、例えば、製品の一部分だけを担当するようなこともあります。しかし、製品を取り纏める立場になれば、実際に製品になるまでの仕事を一貫して行うことができるようになります。

また、エコキュートの開発・設計の仕事の魅力は、自分が開発・設計したエコキュートが実際にユーザーのお宅に設置されているのを見れることでしょう。エコキュートがユーザーのお宅で実際に使われているのを見れば、やはり非常にうれしくなるでしょう。エコキュートを開発・設計して実際に量産するまでには、いろいろな問題があり、非常に悩むことも多くあります。

しかし、グループ全員で知恵を出し合って、さらに別の部署の人とも連携を密接に図りながら製品を開発・設計するのは、厳しさもありますが、問題が解決した際は非常に嬉しいものです。自分が開発・設計したエコキュートが実際に製造ラインを流れていくのを見れば、非常に感無量になります。

 

エコキュートの設計・開発の仕事をおすすめしたい理由

エコキュートの設計・開発の仕事をおすすめしたいのは、環境に優しい製品を造ることができるためです。エコキュートは、ヒーターを使用した電気温水器に対して、お湯を沸かすための電気代が約3分の1になり、非常に環境に優しいものです。

環境に関係する仕事をしたい、ユーザーが笑顔になってくれる製品を造りたい、というような場合は、エコキュートの開発・設計の仕事は非常におすすめです。また、エコキュートなどの住宅設備機器の開発・設計の仕事は、製品を自分で実際に自宅でも使うため、製品のイメージを自分で掴むことが容易にできます。

そのため、製品を開発・設計する際にも、自分が実際に使用することで考えられるためメリットがあります。

 

以上です。

 

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