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機械設計メモ2

・アブソデックス 6.機械要素

インデックステーブルに必要なトルクの基本計算

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今日は「インデックステーブルに必要なトルクの基本計算」をメモしておきます。電気式インデックスのように、選定が簡単ではない機器では「メーカーがそのメーカーの機器を選定出来る計算シート」を提供しています。それらは基本的に、複数あるシリーズの中から、機器を絞り込む「答え合わせ的」な計算シートという役割です。

よって、設計初期の計画・予算取りの段階で、ある程度の機器を選定するには不向きです。特に初心者の方が、手元にある簡単な情報から機器の目処を立てる事は難しいです。こういったメーカーの計算シートをは、細かい要素が必要だからです。

 

インデックステーブル

機器選定の前に知っておくこと

設計初期は基本的な必要能力を知る必要があります。設計の初期の段階でメーカーが決まっている場合は良いですが、そうでない場合はどんなメーカーになっても直ぐに選定出来るように、想定される運転条件に必要なトルクを知ることが必要です。逆を言うと、基本計算が出来ていればメーカーの変更が設計の途中で起きても、駆動構造が変わっても即座に対応できると思います。

 

インデックステーブルに必要なトルクの基本計算

前置きが長くなりましたが、インデックステーブルに必要なトルクの基本計算は以下の手順になります。

  • 回転体と上に載るワークやジグのイナーシャを算出する。基本的には二種類のイナーシャを計算します。
  • 回転数、加減速時間、等速時間を調整しておおよその移動回転角度を出し、そのときの加速減速時間を求めます。(※想定される回転数、加速、減速のイメージ数値を入れて検討します。)
  • 駆動機器が持つ慣性モーメントを入れてトルク計算します。

上記により導かれた結果から、駆動源の必要トルクが決まり、想定している機構(電気式インデックスなど)の許容回転数が設計上の回転数を満足しているか確認します。以上の基本設計で必要な動力を把握しておき、メーカーや、銘柄が決まった際に、そのメーカー独自の計算ソフトを使うなりして最終決定してください。

 

計算シートのダウンロード

ここでは、上記の計算シートをダウンロードできます。お役に立てそうでしたらどうぞご利用ください。

以上です。




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