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機械設計メモ2

6.機械要素

カムフォロアの外径公差とスタッド部の外径公差

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今日は「カムフォロアの外径公差とスタッド部の外径公差」についてのメモです。この記事はカムフォロアの外形特性をすぐ確認できるよう抜粋してまとめています。どうぞご利用ください。

カムフォロアとは

カムフォロアは「コンパクトで剛性の高いシャフト付きベアリング」です。カムフォロアは自動機、専用機のカム機構や直線運動の「ガイドローラー」として多く用いられています。

カムフォロアの外径公差について

カムフォロアの外径公差は以下の通りです。各呼びに対して若干のマイナス公差となります。またこれらはJIS0級になります。

カムフォロアの外径公差(JIS 0 級)
呼び外径公差
を超え以下上限下限
6180-8
18300-9
30500-11
50800-13
801200-15

カムフォロアのスタッド部の外径公差について

カムフォロアのスタッド部の外径交差は以下の通りです。スタッド部は、カムフォロア取り付けるねじの部分(正確には根元からねじまでの円筒部)になります。

カムフォロアのスタッド外径公差(h7
呼び外径公差
を超え以下上限下限
-30-10
360-12
6100-15
10140-18
14180-18
18240-21
24300-21
30400-25
40500-25

カムフォロアの取り付け穴の公差について

カムフォロアの取り付け面ですが、圧入するということは聞いたことがありません。一般的に用いられるのは「H7公差」か「H6公差」になります。カムフォロアの種類によってそれを使い分けるのですが、用途に応じても取り付け穴公差を指定するのがよいかと思いますが、一般的には「H7かH6」であると考えてよいと思います。

カムフォロアの取り付けにおいて設計者側で考慮すること

カムフォロアには給油穴の存在するものがあります。カム機構などにおいて、カムフォロアの外径の一定ヶ所が当たり続ける場合がありますが、その際は内部の給油口が付加の高い部分に来ないようにします。またそれらがわかる様に設計者は組立図に向きの指定などを注記しておくと取り付けミスを避けることができます。また、給油のないものもありますので、全てがすべて取り付け位置を気にする必要があるわけではありません。


以上です。




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