電線の規格AWGとは?AWGのサイズについて

2020年2月16日

今日は「電線の規格AWGとは?AWGのサイズについて」のメモです。AWG(米国ワイヤゲージ規格)は電線メーカーの取り扱い製品によって多少の違いがあるようです。そこでAWGの捉え方と、例を挙げて電線の内容を少し理解できるようメモを残します。

電線の規格AWGとは?AWGのサイズについて_1




AWGとは何か

意味:米国ワイヤゲージ規格AWGは「円形・固体・非鉄金属・電気伝導体」ワイヤUL規格
英語:American Wire Gauge
利用:AWGは導体の太さを示すために広く用いられている
選定:使用温度帯や環境に合わせ、それに耐えうる絶縁体で保護され、なおかつ定格を満足するAWGサイズを選定する

 

AWG規格の特徴は数字と直径の大きさが逆

AWG規格の特徴は数字が大きくなるほど、直径は小さくなるという特徴がある。代表的なUL規格とAWG規格のサイズと胴体直径・電気抵抗については、
呼び方として電線の絶縁体UL規格での「AWG24」というのが一般的

 

 

例「UL3398 AWG20」の場合

UL3398:非鉛照射架橋難燃PEワイヤ
RoHs規制:対応
定格    :150℃・300V
絶縁体色相 :黒,白,赤,緑,黄,青,茶,橙,灰,紫
絶縁体   :ポリエチレン樹脂(PE)

 

AWG20の意味
絶縁体外径:1.76mm
絶縁体厚さ:0.41mm
導体の直径:0.94mm
導体の抵抗:38.3Ω/Km

用途:機器内配線用電線

電線の規格AWGとは?AWGのサイズについて_2画像:信頼の日立金属株式会社様よりお借りしました。

 

例「UL1332 AWG20」の場合

UL1332:難燃性・耐熱・耐寒・耐油・耐薬品・耐溶剤性に優れたFEPワイヤ
RoHs規制:対応
定格    :200℃・300V
絶縁体色相 :黒,白,赤,緑,黄,青,茶,橙,灰,紫
絶縁体   :ふっ素樹脂(FEP)

AWG20の意味
絶縁体外径:1.68mm
絶縁体厚さ:0.36mm
導体の直径:0.96mm
導体の抵抗:34.1Ω/Km(すずめっき)
導体の抵抗:32.1Ω/Km(銀めっき)

 

電線の規格AWGとは?AWGのサイズについて_3

画像:信頼の日立金属株式会社様よりお借りしました。

 

※UL規格とは

製品の機能・安全性の規格基準を設定し、評価方法を策定・評価試験を実施する。試験に合格した際にUL認証マークの使用を認められる。また、安全規格を満たしたサンプルは「製品の形状や構成と相似している場合に限り」ULマークを表示する認可が与えられている。

UL規格とは何か。UL規格を簡単に纏め(別記事にて少し詳しく説明しています)

 

※絶縁体とは

絶縁体は、電気や熱を通しにくい性質を持つ物質の総称。

 

主な絶縁体の材質

PVC  :ポリ塩化ビニル
FEP  :ふっ素樹脂
ETFE :ふっ素樹脂
PE   :ポリエチレン樹脂

 

※照射架橋とは

合成樹脂などは分子間をまたぐ形に結合ができることで固くなるため、分子同士の間に橋を架ける様に接続を入れる方法として「照射・架橋」する

 

以上です。

 

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