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機械設計メモ2

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コガネイのマイクロエジェクタでワークを吸着し垂直搬送する時の計算

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今日は「コガネイのマイクロエジェクタでワークを吸着し垂直搬送する時の計算」についてのメモです。先日マイクロエジェクタを利用して製品を吸着・搬送する設備で検討した内容ですが、そのときに作成した計算シートをUPします。

 

吸着し垂直搬送する時の計算

計算に必要な情報

吸着搬送の計算に必要に情報は以下のとおりです。

 

  • 使用圧力(MPa)
  • H吸着物[ワーク](N)
  • G加速時間
  • S最高搬送速度(m/s)
  • f外部負荷抵抗(N)
  • A真空側配管(チューブ)内径(φもしくはmm)
  • M真空側配管(チューブ)長さ(mm)
  • K吸着面開口径(φもしくはmm)
  • n吸着穴個数(個)
  • P到達真空度(kPa)
  • Nノズル径による指数(下表より)
  • C真空度による定数(下表より)
  • U安全率

※真空度は残存する気体の圧力です。

実際の計算

コガネイのマイクロエジェクタでワークを吸着し垂直搬送する時の計算は以下の計算で検討します。

 

搬送物質量

H'(kg)=H/9.8

 

加速度

α(m/s^2)=S/G

 

上昇加速時の軸方向荷重

F[N]=H+f+(H'*α)

 

到達真空度をMpaに変換

P'=P/1000

 

真空配管内容積

L[lリットル]=((3.14*((A/10)^2))/4)*(M/10)/1000

 

マイクロエジェクタの応答時間

T[s]=(l/C)^N

 

吸着力(単穴)

R[N]=-((K/2)^2*3.14)*P'

 

全吸着力

R'[N]=R*n

全吸着力が、搬送物をその加速度で持ち上げたときに足りているのかを確認します。

計算エクセルのダウンロード

コガネイのマイクロエジェクタでワークを吸着し垂直搬送する時の計算シートは以下でダウンロードできます。どうぞご利用ください。

 




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