今日は 「即席の部品表と購入品リスト雛形」 というメモです。
普通であれば、各社決まった書式に、決まったルートで発注が行われます。
私の場合、雛形の部品表及び購入品リストを所持していない新規のお客様も多く、急ぎで部品表が必要な場合や、購入品リストが欲しくなった場合は 毎回新規で作るのをやめて、ここにアップした雛形シートをダウンロードし、使っています。
即席の部品表と購入品リスト
この部品表と購入品リストの説明
設計と手配が平行して行われる場合、 出図・リスト・状態が一目で把握できて、手配して良いものとダメなもの(駄目なものは理由がわかるように)が明確である必要があります。 そのとき、書式はあまり重要ではありませんね。
また、設計においても同時進行のリスクは非常に高いです。途中で設計を微調整したい場合にも手配してしまっているために修正できない場合があります。
そんな時口頭で「この前手配した部品もう作っちゃってますか?」なんて問い合わせするよりも、手配済みのものが明確であればそれを変更せずに設計することもできます。
逆に、部品表や購入品リストの「手配可」の文字を見るだけで、手配済みであると確認できるので、事の重大性が解り、設計者はすぐ対応しなければいけないことが理解できます。(手遅れになるのを極力防げます)
また複数の設計士で進める場合においても、各設計士が随時更新される部品表や、購入品リストを見ることで色々とその時に応じた対処が可能になりますね。それがコンカレントな状態でも極力ミスをなくすことが出来る秘訣だと思います。
一般的にお客様のお持ちの部品表や購入品リストへ記入するのが我々設計事務所が行なう作業ですが、ここへ来て感じることは、
- 今までは購入していた自社の設備を自社で新規に設計する会社さんが出てきた(特に地方)
- 今まで自社で設計していたけど、外注化する会社さんも出てきた(大手から中小に移管)
- 新しい仕事を取るために設計から関わるお客さんが増えてきた(新規参入を目指すなど)
このように、仕事を新しく始める、どこかに移管する場合においては、リスト関係も新しく作っていく必要があるんですよね。そしてそれらの仕事はスケジュールも新規なだけあってバタバタしますね。そんなバタバタしている中で「お客様の書式をいただく」行為も、数日掛かったりしてしまうものです。
これってすごく時間が勿体ないなぁと感じてしまいます。 そこで今回作って利用しているわけですが、これは皆さんにはあまり必要ないかもと思いつつも、UPしておきますのでよかったらこれ使ってください。
ダウンロード
シンプルに必要事項だけ纏めています。
また、部品表の内容をそのまま転記し、見積リストも作れるように置いてあります。(赤部をコピーし、青部に金額を入力すると、緑部に自動計算されます。)
部品図・部品見積リスト_180307
購入品リスト_180307
部品表と購入品を同じシートに書きたい方はこちらのエクセルシートをご利用ください。
部品_購入品リスト_171208
以上です。
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