今日は「機械設計のノウハウをオワコン(ブログ)に乗せて」というメモです。機械設計のノウハウと、オワコンとされているブログとの関連を書いてみようと思います。たまにある独り言シリーズなのであまり深い内容ではありません。
機械設計のノウハウ
機械設計のお仕事は、答えとなるモノの作り方が複数ある場合が多いので、エンドユーザーの趣味に合うように設計士さんや加工技術者さん達がモノづくりするんですよね。(趣味には精度・構造などが含まれます)だから、機械設計のノウハウって、
- 狙い通りうまくいった
- なんとなくうまくいった
- 狙ってみたが上手くいかなかった
みたいな感じの情報が各関係者にインプットされて次回に活かせるんです。それを関係ない人に披露した所で、その情報が必要無い人にとっては頭に入らない情報ですし、必要とされる時も非常に少ない訳です。会社の場合は、そういったノウハウを先輩から後輩に受け継がれていくんです。ただ、上手く技術やノウハウを引き継げない会社さんも多いです。今既に始まってますが、後継者がいなくて無くなってしまう会社。
これ、
後継者を充てたところで後継出来ない事もあると思います。さっきも書きましたが後継するために必要なノウハウは「必要とされる時も非常に少ない」からです。時間が掛かるんですよ。数年単位で。
機械設計ノウハウの広がり方はピラミッドが理想ですよね?
そんな機械設計のノウハウを広げて全体の技術力を底上げしようと思った場合、当たり前の事ですが1人が2人以上に伝えないと広がらないって話なんです。

OpenClipart-Vectors / Pixabay
機械設計の貴重なノウハウもってる方が伝えるのやめちゃったら「ハイしゅーりょー」となるわけですよね。じゃあ次誰か経験してくださいね~なんて感じで毎回仕切り直しになります。これ、本当に勿体ない。誰かが知らない場所で同じ過ちを繰り返す。
機械設計のノウハウをブログに乗せて
機密事項はもちろんWEB上にあげてはいけませんが、一般的な内容は上げても良いですよね。現に僕の運営してる機械設計メモは、ボルト関連なんか結構みてもらってます。逆に言うとマニアック過ぎる記事は数回しかみられていないのもあります。
それは一ヶ月に一度の訪問とかですが、この一度のために僕のブログがあると言っても過言じゃないです。
だって、検索エンジンではどうしてもメーカーサイトが強いから、ノウハウ的な事を書いてる個人ブログなんかは2ページ目以降だったりするし、素晴らしいノウハウ書いてあっても、ライティングする僕らが正しい書き方をしていないとユーザーがたどり着かない場合も多いです。だから、メーカーサイトに載っていない情報を必要としてる人が、深く検索してきて僕のブログにたどり着くって形です。ストーリーを持って問題解決するにはこういったブログは本当に最適だと思います。
ブログはオワコン?いやいや終わってしまっては困る
そんなブログも、フェイスブック、インスタグラムの普及、そして最近ではGoogleさんの検索結果画面の変更なんかで徐々にブログへの訪問が減っているという話を最近はよく聞きます。だから「オワコン=終わったコンテンツ」だなんて言われてきています。
でも僕が考える本当にオワコンなのは、トレンド的な情報サイトであって、機械設計のノウハウのようなサイトはこれからも必要なコンテンツだと思ってます。ただ、何が起きるかわからないんで本当に数年もしたら最悪はこのブログが無くなったり、形を変える事もあり得るかもしれませんね。
最後に
最近こんな事を考えるくらい、世界が変わって来ている感じなんです。今回は纏まりの無い記事にお付き合いいただきありがとうございました。とりあえず、一応今後もブログ続けていきます。そして出来るだけ丁寧に情報共有していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。