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機械設計メモ2

・ボルト(ねじ)

ボルト位置の参考に。ワッシャーを意識したボルト位置について

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今日は、プレートなどをボルトで固定するときの端面からの距離について、私はその都度悩むので、悩まないようにする「ボルト位置の参考に。ワッシャーを意識したボルト位置について」のメモを残したいと思います。

ボルト位置によく悩みます。

皆さんは、ボルトでプレートを固定するときにプレート端面からの距離をどうしようかよく悩みませんか?

geralt / Pixabay

最近気づいたんですよね、ボルトを締結で利用するときに毎回「M5のボルト頭径っていくつだったっけ・・・」とか「M4のワッシャって径どれくらいだっけ・・・?」とか。そして毎回参考書を開いていることにも気づきました笑

いまさらですが、結構工数使っているなぁという事にも気づきました。

端面からのボルト位置

端面からのボルト位置は適当に決められないものですよね。 よく起こりがちなのは最近のCAD作業においてボルトを入れない設計士も多いと思います。もちろんデータは重くなりますし、修正作業が起きた場合入れ替えたりするのも面倒だったりします。

お気持ちは良くわかります。しかし、そういったボルトを入れる手順を省く場合は、ボルト位置を十分注意しておかないとワッシャが飛び出したりします。こんな感じですね

これ、ちょっとダサいですよね。 結論から言えば機能は満たしているのでよいですが、ちょっとダサい。

そのダサさに気づいたときに修正するにも、1パーツだけ直せばよいというものではないので実はさらに無駄な工数を発生させます。
複数人で設計する場合、人それぞれなので統一性もありませんし、できれば平座金や深座グリを利用する場合の端面からのボルト位置を設計チームのルール化しておくのがよいのではないかと思います。見た目も整いますし、理由がある設計は安心できます。あと、ボルト配置の設計が一定であれば多少の修正も的確に行なえたりします。

ボルトで固定するときの端面からの距離参考

そこで、以下にプレートなどをボルトで固定するときの端面からの距離の参考になるポイントをメモします。
一つはワッシャを使う場合、二つ目は深座グリの場合の場合です。ワッシャを使わず深座グリにもしない場合は、深座グリの場合を私は選択するようにしています。理由は簡単です。いつでも深座グリに変更可能だからです。

 

ワッシャ付きの場合

平ワッシャは「JISB1256」に平座金の小形と並形で規格されています。どちらでもいいというわけではありませんが、一般的には並形から選択し、狭い場所においては小形を利用します。以下は平座金の小形と並形、そして端面からの参考ボルト位置を記載しています。個別に利用して自分の中のルールにしても良いと思いますし、複数人でユニットの設計をする場合のルールに利用していただいても良いと思います。小形を利用するときは狭小スペースの設計を想定していますのでワッシャ外周から端面の距離もぎりぎりにしています。ここでの黄色内は私のルールですので、自由に変えていただければと思います。

 

深座グリの場合

深ザグリは規格があるのかないのか、がんばって探していますがどこを見ても「参考の深ザグリ寸法」とされています。規格があるんだよ!と知っている方がいらっしゃいましたら情報お待ちしています。深座グリのボルト位置注意点としては、座グリとプレートの端面の距離が近すぎる場合、場合によっては端面が盛り上がってしまうので精度上問題が出てしまいますので注意してください。

 

 

補足:タップの場合

タップの穴あけも、取り付くボルトのワッシャやザグリの径を考慮する必要があります。上記ワッシャを利用しボルトで止めることを想定している場合は当たり前ですがワッシャ付きの場合の寸法にしておけばいいですね。時に、タッププレートだけは、ボルト押さえつけ板より小さくすることがあります。そんなときはタップの場合も深座グリと同じく、タップと端面の距離が近すぎる場合、場合によっては盛り上がってしまうので注意してください。

以上です。




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