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・ボルト(ねじ)

ボルト位置の参考に。ワッシャーを意識したボルト位置について

投稿日:2017年3月13日 更新日:




今日は「ボルト位置の参考」についてのメモです。プレートなどをボルトで固定するときの端面からの距離について、私はその都度悩んでしまうので、悩まないために「ボルト位置の参考」を作りましたのでメモしておきます。

ボルト位置によく悩みます。

皆さんは、ボルトでプレートを固定するときにプレート端面からの距離をどうしようかよく悩みませんか?

ボルトを締結で利用するときに「M5のボルト頭径っていくつだったっけ・・・」とか「M4のワッシャって径どれくらいだっけ・・・?」とか。毎回参考書を開いている事もあり、今更ではありますが、この調べごとに工数を結構使っているなぁという事にも気づきました。

 

端面からのボルト位置

端面からのボルト位置は適当に決められないものです。よく起こりがちなのは最近のCAD作業においてボルトを入れない設計士も多いと思います。もちろんデータは重くなりますし、修正作業が起きた場合入れ替えたりするのも面倒だったりします(その気持ちは良くわかります)

しかし、そういったボルトを入れる手順を省く場合は、ボルト位置を十分注意しておかないとワッシャが飛び出したりします。こんな感じですね

これ、ちょっとダサいですよね。 結論から言えば機能は満たしているのでよいですが、ちょっとダサい。

そのダサさに気づいたときに修正するにも、1パーツだけ直せばよいというものではないので実はさらに無駄な工数を発生させます。複数人で設計する場合、人それぞれなので統一性もありませんし、できれば平座金や深座グリを利用する場合の端面からのボルト位置を設計チームのルール化しておくのがよいのではないかと思います。見た目も整いますし、理由がある設計は安心できます。あと、ボルト配置の設計が一定であれば多少の修正も的確に行なえたりします。

 

【補足】普通のキリ穴にワッシャは必要なのか

補足ですが、一般的に長穴にはワッシャを利用しその他キリ穴には利用しないとしている方も多いかと思います。実は通常のキリ穴でもワッシャを利用したほうが良い場所が存在します。

それは、ねじ隙間3種を利用する場所です。製缶同士を組み付ける大型の機械では、お互いの穴位置をぴたりと合わせるのが難しいいため、ねじ隙間2種のような機械加工品同士を締結するような穴ではなく若干隙間の出来る3種を利用することがあります。その場合はワッシャを利用した方がよいかと思います。

また、2種であっても微調整をするような場所ではネジ頭の没キズにより調整がしづらくなるので、そういった場所では2種でもワッシャの利用をお勧めします。

 

ボルトで固定するときの端面からの距離参考

そこで、以下にプレートなどをボルトで固定するときの端面からの距離の参考をメモします。
一つはワッシャを使う場合、二つ目は深座グリの場合の場合です。私の場合は基本的にワッシャを使う場合も、深座グリを利用する場合も同一寸法を選択するようにしています。理由は簡単です。いつでも変更可能だからです。

 

ボルト端面からの寸法(ワッシャ・深ザグリ)

平ワッシャは「JISB1256」に平座金の小形と並形で規格されています。どちらを利用しても良いですが、一般的には並形から選択し、狭い場所においては小形を利用します。小形を利用するときは狭小スペースの設計を想定していますので、下記表よりもワッシャ外周から端面の距離もぎりぎりに変更する必要がありそうです。深ザグリは規格があるのかないのか、がんばって探していますがどこを見ても「参考の深ザグリ寸法」とされています。規格があるんだよ!と知っている方がいらっしゃいましたら情報お待ちしています。深座グリのボルト位置注意点としては、座グリとプレートの端面の距離が近すぎる場合、場合によっては端面が盛り上がってしまうので精度上問題が出てしまいますので注意してください。

ここでの黄色内は私個人のルールですので、自由に変えていただければと思います。

 

 

補足:タップの場合

タップの穴あけも、取り付くボルトのワッシャやザグリの径を考慮する必要があります。上記ワッシャを利用しボルトで止めることを想定している場合は当たり前ですがワッシャ付きの場合の寸法にしておけばいいですね。時に、タッププレートだけは、ボルト押さえつけ板より小さくすることがあります。そんなときはタップの場合も深座グリと同じく、タップと端面の距離が近すぎる場合、場合によっては盛り上がってしまうので注意してください。

以上です。






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