機械設計で独立して3年目の売り上げは1160万。その内枠と振り返り

2022年1月10日

今日は、機械設計で独立して3年目が終わり、売り上げが1160万でしたので、その内枠と振り返りをしてみようと思います。

 

先日、独立して3年目が終わったんですが、独立して2年目に差し掛かる頃、新型コロナウィルスで大きく状況が変わり、かれこれ2年。 家庭の環境も変わったことで3年目はどうなる事やら心配ごとの多い1年でした。

 

結果、この3年目は上手く結果が残せなかった1年だったんですが、振り返るとこの3年目で得た情報・経験は私にとって必要な1年だったんじゃないかと思います。 売り上げとしては1160万で、これは人によって環境が違うので良いか悪いかの判断はできませんが、 私の環境における労働量としてはきつかった です。

 

※以前「今年は1200万行く」てツイッターで言ってましたが行きませんでしたスミマセン・・

 

今日は、売り上げの割合などに加えて3年目で学んだ事をメモしようと思います。 特に伝えたい事が明確になっている記事ではない のですが、今後機械設計で独立を視野に入れている方、興味半分で覗いてみたい方は是非参考にしてみてください。




独立して3年目のまとめ

一応、隠しても仕方がないのでリアルな売り上げ・設計単価を出しつつ話を纏めていきます。

 

  • 売り上げの内枠と設計単価
  • コロナ禍を振り返る
  • 設計単価変更と一部外注化した感想
  • 来年の単価設定と部分的外注化は継続していく

 

売り上げの内枠と設計単価

早速ですが、3年目の売り上げ状況と推移を貼っておきます。

 

2年目の纏め記事がないので、ご覧になられている訪問者様には前年度との比較が出来ないですが、コロナの影響があって収入の柱となるお客様が変わってきています。

 

2021年度(3年目)は主に2社のお客様から安定的にお仕事を頂く事ができ、単発のお仕事が何件かありました。 売り上げだけで160万上がっている月ですが、ここは仕事が重なっていたので一部外に仕事を出していた(自分の売り上げに加えて外注さんの売り上げが上乗せしてある)時期になります。

 

設計単価については後でお話いたしますが、私の受注額は3000~4500円/hの間、外注さんにお仕事を出す時は3000円/hの支払いでお仕事を発注していました。

 

2年目がコロナの大打撃で800万に落ち込んでいたのですが3年目へは巻き返すことが出来てきている印象です。 事業をやる前は「1000万の売り上げってなんか凄い」って思っていましたけど、 事業として考えると1000万超えたところで嬉しくもなんともない のが自分でびっくりしています。

 

結局は時間給なので「売り上げが高い=作業時間が多い」もしくは「外注への依頼が多い」事になるので「売り上げUP=凄い」ではない ですね・・・。

 

コロナ禍を振り返る

皆さんの周りではコロナ禍の影響はありましたでしょうか? 私への影響を簡単に纏めると 継続されていた仕事が断続的になり、売り上げを安定させるための単発仕事大量受注で作業量コントロールが非常に難しくなった 事です。

 

2021年の前半は、日本でコロナが落ち着いてきた(慣れてきた)事もあり、仕事が継続してありましたが、 2021年半ばから部品が手に入らない環境になって来てくる につれ、今まで「計画⇒着手」が「計画で一旦とめる」などの対応になって、急に待ち状態になったり、急に進んでいったりと・・・・・コントロールが難しい時間を過ごしていました。

 

ただ、運が良いことに、切れたタイミングで新規のお客様から単発のお仕事を大量にいただき、こなしながら何とか乗り越えてきましたので、お客様に恵まれていたコロナ禍でした。

 

下記の記事にも書いていますが

 

引用:機械設計でフリーランスになる方法と、なった場合の話 より

フリーランスは甘くないので、そうなった時(仕事が無くなった時)のためにも、 事前に発注のお約束をしてくれているお客様1社と、今後、他のお客様に繋いでくれそうなパイプを強く持つ企業様との良好な関係作りがフリーランスになる場合押さえておくポイント だと思います。

 

2021年のコロナ禍を乗り越えられたのは、新規設計と既設改造・改善設計などのコンビネーションが上手くハマったんだと思います。 この単発はパイプとなってくれた商社機能の強いお客様です。 こういう時こそ現場に足を運んでくれているお客様からお仕事を頂けて助かりました。

 

単発の仕事はどんな仕事内容だったかというと、現場の改善をする設計です。 機械メーカーの提供する製造装置にアレンジを加えたり、類似の新規ワークも使えるように改造したりといった 現場の物を使った設計です。

 

いつも新規の設計ばかりだったので、機械ユニットを取り外してスケッチしたり、怪我したり笑 非常に楽しい経験が出来ました。 フリーランスになってから、現場からは基本的に離れていたので現場に入り込んで色々仕事する事がこんなに楽しい事だったのかと思いました。

 

この現場改善のお仕事はまだまだ沢山あるようで、2022年から、今度は変異株の影響が出てきそうな感じですが、なんとか事業継続していけると思います。

 

 

設計単価変更と一部外注化した感想

さて、コロナ禍で上手く仕事をいただけたのは不幸中の幸いですが、複数の仕事を平行して進めるようになったため、請ける時の設計単価の変更と、設計一部の仕事を外注化することにしました。

 

外注先の募集はツイッターです。 (当時の募集模様)


ここもありがたい事にその日に多くのご応募を頂きまして、そのうち早い順で一緒に取り組んで頂きました。

 

応募してくださった方々はどの方も能力が高く、成果物も質の高いものでした。 外注する単価は3000円/hにしたんですが、結果的には成果物が良かったので赤字にはならず この単価でも出来ない事はない という経験を得ました。

 

また、この環境を乗り越える事が出来た事に感謝しつつ、私個人の課題としてCADと作業時間の使い方が課題として残りました。 CADの課題は、お手伝いいただける方の多くがフリーのCADが多かったのと、会社所有のソリッドワークスでも年式の違いによる効率の悪さが課題として残ったわけです。

 

もちろん仕事は出来なかったわけではないし、頂いた成果物をこちらで修正が不要だったのでお手伝い頂いた方々には本当に感謝しています。

 

私は機械設計においてソリッドワークス最高と思っているんですが、今回のようなアウトソースにおいて年式違いの互換性悪かったり、誤って上書きしちゃった時に前の年式に戻せなかったり・・・・まぁ、そういう設定なので仕方ないと思うんですが、この環境に対してはオススメ出来ないなと、感じたわけです。(他社のCADも年式の違いによる互換性が取れないのは同じかも知れませんが・・・) 

 

そんな中、お仕事の新規お客様からの依頼は止まらず、受注の優先を付けるために、先着順で設計単価を変更していきました。 500円/h づつ上げていったんですが、最大4500円/h になった時点で私がパンクしました・・・。

 

その為、現在では新規のお客様を募集していません。

 

 

来年の単価設定と部分的外注化は継続していく

そんなこんなでコロナ禍の3年目を乗り越え、4年目に突入し、最低限やる事は以下の通りで目標を立てています。

 

 

単価の設定は最大でも3500円/hとする

これは、前期に単価を上げていった時に気づいたんですが、技術的な内容であっても私たちの仕事は高単価にするべきではないと思ったからです。

 

普通に考えれば「技術=高単価」ですが、そうではないのが現実 でした。

 

現実じゃないと言うのは、一時的に4500円で受注したとしても、設計した図面を納めるお客様にとっては継続するような単価ではない と言う事です。 具体的な話は出来ませんが、こういった装置のお金の出所によって作る装置の価格が変化します。 極端な話、例えば100均で買える物を単品で開発する再、開発・工数諸々含めて100円で買える訳が無いのに買えると思ってしまうエンドユーザーも居ると言う事です。

 

私たちフリーランスは直接のお客様(図面を納品するお客様)選びと言うよりも、 その先のエンドユーザ選びも一緒になって行う必要があります よね。 じゃないと単価なんて上がらない。

 

その為、今期は設計単価を抑えて仕事内容が私にマッチしているお客様の継続を少し伸ばす方向で計画しています。 3500円/h という設定は、高くなく、安くも無く、生活を考えても贅沢は出来ませんがバランスの良い価格設定だと思うんです。

 

また、私が一部外注化するのも同じ考えで、エンドユーザーの許容も含めて外注化できることを外注化していこうと思います。

 

 

部分的な外注化は外注先との連携しやすさを重視

設計単価を下げて継続的な仕事を請けるので、以降お手伝いいただく外注先様(お手伝いさん)には 前期実績3000円/hではなく内容に応じて変更していこうと思います。

 

前期の課題は連携が完璧ではなかった ので、少量を1~2ヶ月単位で継続出来るように仕事を振り分け、CADやバージョンは仕事をする案件に従っている事が必須なので、こちらでCADのレンタルが出来れば・・・・・と考えている所です。

 

 

自分に出来ない事が出来るはず。色々な設計にチャレンジ

機械設計に限らないんですが、仕事を効率化して低コストでも利益を出すことは私たち製造業の使命だと思うんですが、私のようなフリーランスがどんな仕事でも利益を出せるようになるには、一定のカテゴリだけではなく何でも出来るようにならないといけません。

 

新しいことをやるのは辛いし、赤字にもなるでしょうが、その経験がないとその先がないので頑張って色々な設計にチャレンジし、類似の設計を増やしていく事で先の設計コストを下げるようにしていこうと考えています。

 

上手くいけばの話ですが。(言うのは簡単笑)

 

 

最後に

3年目はツイッターも殆ど開けず一人孤独な1年だった気がします。

 

作業に追われると自分を客観的に見ることが出来なかったり、今だって文章書きながら 「単価にしり、外注化にしろ頭使えばやる前に解る事だろ」 って思うんですが、私は本当に感覚が不器用で、山を作るなら基礎を地下500階までコンクリ埋めてから土を盛るタイプなので正直成長が遅いです。

 

3年目はお客様に恵まれ、私のようなフリーランスは企業で働く方が居るからこそ出来る働き方なんだなって改めて実感しました。

 

日々この感謝を忘れず4年目は精進していきたいと思います。 また、書きたいこと沢山あるのにブログも更新できなかったので、今年はゆっくりでいいからまたこのメモを再開して行こうと思います。

 

以上です。

 

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