ばね(スプリング)の許容曲げ応力グラフ

2022年1月30日




 

今日は「ばね(スプリング)の許容曲げ応力グラフ」についてのメモです。 

 

圧縮ばねの計算で、ばねが壊れず使用できる最大応力を求める為に、応力率を把握する必要があります。 その応力率は (ねじり修正応力/許容曲げ応力)*100 の計算を用いて、 計算結果が80以下なら使用できる応力 という認識で良いそうです。

 

流れとしては

  1. 有効径D、素線径dのコイルばねにP(荷重)を掛けた時に発生するねじり応力(τo)を求める
  2. 実際のばねはコイルの内側と外側の応力が違うので、その影響を考慮し、ワール修正係数(K) を用いてねじり応力(ねじり修正応力)を計算し直す。(K*τo)
  3. そのねじり修正応力が今回提示する許容曲げ応力に対して8割以下であるかを確認する

という流です。

 

その際に利用する、ばねの許容曲げ応力グラフを簡単ではありますがメモしておきます。 

ばねの許容曲げ応力

許容曲げ応力のグラフ

ばねの許容曲げ応力は以下の通りです。

ばね(スプリング)の許容曲げ応力グラフ

以上です。

 

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