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シャフトのスパナ溝・2面幅について

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今日は「シャフトのスパナ溝・2面幅について」のメモです。先日シャフトを使った設計で、2面幅について考えることがありましたので、その内容と今回も標準化に向けて資料を作成しましたのでどうぞご利用ください。

41330 / Pixabay

シャフトのスパナ溝・2面幅

設計において、シャフトの2面幅って頻繁に出てきます。その多くが最近ではミスミさんから購入することも多いです。ミスミに売っていない2面幅を持つシャフトの設計は、ミスミさんの情報を元に、設計したりします。

シャフトの径に対するスパナ溝・2面幅のルールは?

シャフトに2面幅をつけないといけない状態で、購入できない場合は設計する必要がありますが、冒頭でも述べたように、シャフト径に対する2面幅はミスミさんを参考にすれば良いと思います。重要なのが、ミスミさんのを見ても解るとおりスパナ溝の幅は実際にスパナで在るサイズでする必要があります。

スパナのサイズに関しては以下の記事を参考にしてください。
参考:機械設計メモ2「スパナのサイズ(幅)と許容差。周辺のJIS規格

スパナ溝・2面幅の参考の公差は?(ミスミの場合)

ミスミさんのスパナ溝・2面幅には公差は載っていないので、購入する場合は気にしなくて良いですが、設計する場合はスパナが入りやすいように公差をつける必要があります。ちなみにミスミさんのスパナ溝の公差はサイズ問わず「0,-0.3」のようです。(問い合わせました)

スパナ溝・2面幅の参考の公差は?(一般的なナットの場合)

ちなみにボルトやナットの公差はどうでしょうか、JIS規格では「JIS B 1021」に精度に応じて2面幅の公差が幅ごとに決まっています。2面幅で検索しても、ボルトやナットの幅に関してのJISは見つかりますが、シャフトの2面幅の資料を見つけることができませんでした。下記はボルト・ナットの幅に対する粗級を抜粋した参考です。

参考:今すぐJIS規格の書籍を購入・検索したい人の為のリンク
※ここに2面幅の規格あるよ!って知っている方は教えてください

スパナ溝・2面幅の参考の公差は?(各会社さんの場合)

私が出会ってきた会社さんにおいて、シャフトに対する2面幅やその公差は独自に決められている場合が多かったです。

スパナ溝・2面幅の参考を一覧で作ってみました。スパナ溝・2面幅のサイズのルールはスパナサイズに合わせる必要があって、幅の許容差はミスミさんの「0,-0.3」か、ボルトやナットのJIS許容差にあわせておけば問題ないと考えました。そのため、どちらも選択できるように表を作って標準化の資料を作りました。昔の手書き資料しか残っていなかったので設計資料のリニューアルです。

エクセルシートのダウンロード

この設計資料は、ミスミさんの規格にあるシャフトに対するスパナ溝に、空白部分のシャフト径及びスパナ溝を追記し、公差を入れた表になります。赤字は私がミスミで購入しない場合(製作する必要がある場合)の優先値です。スパナ溝の適用長さも、JIS規格でスパナの最大厚さが入るように考慮しています。

表の内容を纏めると以下の通り

  • ミスミのシャフト径に対するスパナ溝を記入
  • 空欄にシャフト径及びスパナ溝を記入(φ5~50まで網羅)
  • スパナ溝及び2面幅の公差は「JIS B 1021 粗級」を採用
  • スパナ溝及び2面幅の適用長さは「JIS B 4630 スパナ」の規格最大厚さが入る値に
  • ミスミ以外で製作する場合の優先値を追記

以上です。この表は私のスタンダードですが、どうぞ自由にカスタムしてご利用ください

 




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