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現役の機械設計者 / 機械設計歴[21年] 実務で培った設計ノウハウや教科書には載っていない、現場で役立つリアルな情報を発信しています。

溶融亜鉛めっき高力ボルトの割れトラブル原因と対策|F10Tの遅れ破壊を防ぐ代替選定ガイド

2026/9/22    

屋外に設置する大型搬送設備やプラント架台の設計において、防錆性を高めるためにF10T高力ボルトへ溶融亜鉛めっきを指定した結果、締結後に頭部下からボルトが破断する重大なトラブルが発生することがあります。 ...

ボルトの降伏点と締め付けトルク限界|トルク法における安全率と軸力計算の実務

2026/9/30    

高圧配管用フランジや耐圧容器の締結部設計において、内圧による流体漏れ(シール漏れ)を防ぐためには、ボルトの締結軸力を可能な限り高めてガスケット面圧を確保したいケースが多々あります。しかし、一般的なトル ...

【用語解説】硬質ワッシャーとは?機械設計での使い方と実務の注意点

2026/9/22    

  硬質ワッシャーとは 硬質ワッシャーとは、炭素鋼や合金鋼などに焼入れ・焼き戻し(熱処理)を施し、表面および全体の硬度を高めた高強度平座金のことです。「焼入れ座金」「ハイテンワッシャー」「高 ...

【用語解説】液体金属脆化とは?機械設計での使い方と実務の注意点

2026/9/22    

液体金属脆化(LME)とは 液体金属脆化(Liquid Metal Embrittlement: 略称 LME)とは、特定の固体金属や合金が、その融点以上に加熱されて液体状態となった別の金属(溶融金属 ...

ボルトの初期なじみ・軸力低下対策|緩みを防ぐ安定化締付けと座面設計の勘所

2026/9/22    

機械の組み立て直後や試運転後に、規定トルクで締結したはずのボルトが緩んでしまうというトラブルは、設計現場で頻繁に発生します。その主な原因のひとつが、接触面の微小な凹凸が荷重によって押し潰される「初期な ...

ボルトの座面陥没による軸力低下を防ぐ対策|アルミ締結における面圧計算と部品選定

2026/10/1    

機械構造の軽量化を目的に、アルミ鋳物(ADC12など)のハウジングへ高強度鋼ボルトを直接締結するケースは増えています。しかし、耐久試験や実稼働後に「ボルト頭部下が陥没し、初期軸力が抜けてボルトが緩んで ...

ボルトの頭が飛んだ?遅れ破壊の原因と高強度ボルト×めっき処理の選定・設計見直し手順

2026/10/1    

「組み立て後に負荷をかけていないにもかかわらず、数日放置しただけでボルトの頭が突然吹き飛んで破断した」という深刻なトラブルに直面していませんか?高強度ボルトを選定し、十分な軸力で締め付けたはずの締結部 ...

高強度ボルトの電気亜鉛めっきによる水素脆化リスクとベーキング処理の限界|屋外締結の設計代替案

2026/9/21    

屋外設備や産業機械のフレーム締結部において、高い軸力を得るために強度区分10.9の高強度ボルトを採用し、防錆のために電気亜鉛めっきを指定するケースは少なくありません。しかし、製造現場や品質管理部門から ...

【用語解説】トルク勾配法とは?機械設計での使い方と実務の注意点

2026/9/21    

トルク勾配法とは? トルク勾配法(Torque Gradient Method)とは、ボルトの締め付け過程において「トルク(T)」と「回転角(θ)」の関係を連続的に測定し、その変化率(トルク勾配:dT ...

塑性域締め付けでボルトが破断する理由は?回転角法で規定角度前に折れるメカニズムと対策

2026/9/17    

シリンダヘッドや高負荷構造物の締結において、軸力のバラつきを低減し高い締結力を安定して得る手法として「塑性域締め付け(回転角法)」は広く採用されています。しかし、試作組立ラインなどで「規定の締付け回転 ...