今日は「コンベアを正・逆回転させたい場合に選ぶコンベア」についてのメモです。
コンベアを正転・逆回転させたい
私が最近よく関わっている生産設備や加工機をつなぐ搬送設備などでは、コンベアを利用します。コンベアは、通常搬送は正回転で使い、部分(工程)的に逆回転を使いたい時があります。今日はその場合にベースとして選ぶコンベアの電源特徴をメモします。
結論:選ぶコンベアは三相200Vが良い
コンベア(モーター)電源には、単相のAC100V及びAC200Vと、三相AC200Vの3種類があります。いきなり結論になりますが、コンベアの正転と逆転を使い分けたい場合に選ぶコンベアは、メカ的な構造を省くと「三相AC200V」が良さそうです。
単相でも逆転は可能ですが、コンベア製品として正転用の配線を内部で行っていて、電源のみをユーザー側で接続する仕様になっていると、かなり手間が掛かるようです。メーカ保障もなくなります。逆に、三相200Vであれば、3本の線のうち2本を入れ替えればできるので、簡単なリレー制御できたりします。また、三相AC200Vのコンベアでは付属の汎用インバータに正転・逆転の入力があるためです。
参考【マルヤスカタログより】
以上です。
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