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工場床のコンクリート強度について

今日は「工場床のコンクリート強度」についてのメモです。工場床に要求される強度を一般的なコンクリートと比較してどのような基準があるか簡単にメモします。

工場床コンクリート

普通コンクリートの強度

普通コンクリートの圧縮強度:18~30 N/mm^2程度

 

高強度コンクリートの強度

高強度コンクリートの 圧縮強度:30~50 N/mm^2以上

 

 

具体的な規格(AIJ・JIS)

日本建築学会(AIJ)や日本工業規格(JIS)による基準があります。

 

例えば、JIS A 5308では、普通コンクリートの強度区分として18、21、24、27、30 N/mm^2などが規定されています。

 

 

工場床に建てる機械設備の設計方針

工場の用途やそこに載る機械などによって、求められるコンクリート強度は異なるんですが、私たち設計者は決まっている強度(出来上がっている)に対して設備が載せられるのか、載せるためにはどれくらいのベース面積を稼ぐ必要があるのかを確認する必要があります。

 

その為、必要に応じてコンクリート強度を確認・評価し設備の設計に役立ててください。

 

 

目安

  • 軽量機器を使用する工場:強度18 N/mm^2 程度のコンクリートが使用されることが多い。
  • 重機やフォークリフトを使用する工場::強度30 N/mm²以上のコンクリートが求められることが多い。

 

上記のことから、基本的に18N/mm^2で計算しておけば良いですね。

 

以上です。

 

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