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圧力角20°のインボリュートスプラインJISD2001は廃止されJISB1603へ統合

 

今日は「圧力角20°のインボリュートスプラインJISD2001は廃止されJISB1603へ統合」されているというメモです。

 

インボリュートスプラインの圧力角20°を探しても見つからない ので色々調べてたどりついた先をメモしておきます。

インボリュートスプライン基準圧力角20°は旧JISの「JISD2001」

圧力角20°のインボリュートスプラインは、旧JISの「JIS D 2001(自動車用インボリュートスプライン)」です。

 

この規格は主に自動車用の機構・動力伝達を行う軸と穴の結合のために用いられていた インボリュート曲線を歯の側面に持ち、ねじれのないインボリュートスプライン ですが、 この規格は現在廃止 となっています。

 

また、このスプラインは国際規格に整合しないので、特別の理由がない限り新設計には用いらないほうが良いとされています。

 

 

確認したい場合は「JISB1603の附属書」で確認できる

それでも確認が必要な場合があるので、その際は JIS B 1603 の附属書 を見ると寸法などの内容が確認できます。

 

JISの本をお持ちでない方は「JIS 規格」で検索しJIS規格を閲覧できるHP(https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html)から検索すると見ることが出来ます。

 

以上です。

 

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