今日は「アブソデックスなどの電気式インデックスの位置決め方法」についての参考メモです。
アブソデックスなどの電気式インデックス
アブソデックスなどの電気式インデックスは、ブレーキ付きでない場合、フリーの状態でテーブルが回ってしまうのでメカ的な位置決め機構を設ける必要があります。
位置決め機構が必要な時
【組立時に位置決めが必要】
インデックステーブル組立時では、ワーク検知のセンサなどのインデックステーブル周辺の機器の位置決めをしていきます。その時にインデックステーブルが基準位置にいないとセッティングできないので位置決めして作業をします。
【デバック時にも位置決めが必要】
デバック時には原点を決めるために回転方向の位置決めが必要です。
引用:デバックとは(ウィキペディアより)
プログラムや電気機器中のバグ・欠陥を発見および修正し、動作を仕様通りのものとするための作業
【ユーザー側での使用】
ユーザーへ納品後、ユーザー側で必要になる場合もあります。
【参考】位置決めの具体的方法
位置決めの具体的な方法は以下の通りです。
位置決めの形状には決まりはないですが、インデックステーブルに直接穴を開けて長いシャフトを使い、架台まで通して位置決めするよりも、位置決めシャフトの長さ(位置決め距離)が短い方が良いかと思います。
また、それなりの精度で位置決めしたいので、シャフトとブッシュも嵌め合うわけですが、空気の抜け穴がないとシャフトが入らない場合もあるので中空シャフトもしくは空気の逃げ穴があると良いです。(インデックス専用の位置決めジグセットなんてあると助かるんですが。)
以上です。
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