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サニタリー管とフェルール継手の寸法表

2025年2月14日

 

ここでは「サニタリー管とフェルール継手寸法表」についてメモしています。

 

サニタリー管は JIS G 3447 に「酪農や食品工業などに用いるステンレス鋼サニタリー管」として規定されています。 そのサニタリー管に溶接して使われるフェルール継手は市販品として売られています。

 

私たち設計者は、このサニタリー管(外径呼び)とフェルール継手(S呼びと外径呼びの両方)で合致サイズを把握するのに手間が掛かりますので、ここではそれらが見やすいように表にして記載しています。

サニタリー管とフェルール継手の寸法表

※この表はフェルール継手は大阪サニタリー様のサイズ記載、ステンレスサニタリー管はJIS規格を合わせて独自に作成しています。

 

 

補足①:フェルール継手のサイズ「S」について

フェルール継手の「S」はサニタリーサイズを表示しています。 サニタリーとは 日本独自の表記で衛生設備指す んですが、サイズはインチベースとなり、上記の表にあるように

  • φ25.4=1S=1インチ
  • φ38.1=1.5S=1.5インチ
  • φ50.8=2.0=2インチ

となり、設計上「インチ」での会話もあるので「インチ=S」で覚えておいても良いと思います。

 

 

補足②:ステンレスサニタリー管の種類と成分

ちなみにですが、JIS G 3447 に規定されるステンレスサニタリー管の種類別成分は以下の通りです。

 

 

以上です。