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・機械設計士の現実

機械設計で独立、フリーランスに。1年目の実績と思うことのメモ。

2019年12月26日




今日は、機械設計で独立、フリーランスに。1年目の実績と思うことを纏めてみます。これから機械設計で独立を目指される方は参考にしてみてください。

Free-Photos / Pixabay

機械設計で独立。フリーランス1年目

機械設計のお仕事で独立して1年が過ぎました。将来的に機械設計のお仕事で独立をお考えの方は多いかと思います。その中でも、まずは

 

個人事業主(フリーランス)になったら収支のバランスはどうなるんだろう

 

と気になる方が多いかと思います。ある程度経験を積んでくると、自分の貢献度に対してのお給料のバランスが悪い事に気がつきます。私は独立に対して「やってみて様子を見ようかな」と言うのが本音でした。

 

そう思えた理由は3つ。

 

1つ目は、Webで完結する会計ソフトが月額で提供されていた事。
2つ目は、無料CADが最悪使えるだろうという事+古いCADが手に入ったこと。(それでもパソコンと合わせてだったのでそれなりの金額)
3つ目は、クラウドサービスがいい感じだった事です。

 

①稼ぐためのツールが手に入り、②事務処理がより快適に行えて、③大切なデータのバックアップにコストが掛からない。

 

僕にはこれだけ揃えば十分でした。

 

そして、僕は会社に辞める旨を伝えてから半年経って辞めました。半年だった理由は、たまたま取りかかっていたお仕事が片付く時期だったからです。辞めると決めてから何をしたかというと、もちろんお客様作り。色々な人から情報を集めて、挨拶に行ったりしました。

 

もう辞めるつもりだったので、最悪お客様が見つからなければ他に就職しようかな。なんて甘い考えでしたね。今思えば度胸あったなと思いますが、人が動くときなんて結構根拠のない自信で動いてる感じなんじゃないかなって思います。

 

そんな中、無事お客様は見つかりました。

 

ぶっちゃけ独立した1年目はどうだったのか。

機械設計で独立して一年たったんですが、印象としては

 

独立して良かったな。

 

という印象です。もちろん仕事の波はありますし、お金にならないお仕事だって100万円越えましたが、それよりも充実した毎日が送れています。

 

お金にならない仕事もあるのか!?と思われる方に一応説明を入れておきますが、これは前向きなトライにより請求しなかっただけです。基本的には起こりえる事では無いです。

 

独立すると、

 

  • 呼ばれたら直ぐに駆けつけられるフットワーク
  • 仕事の仕方を常にアップデート出来る自由さ
  • 家族と居られる時間が多くなった

 

これだけでも十分ですが、やはり一番良かったのが

 

頑張ったら頑張った分だけ報われる

 

そして、

 

人の悪口を言わない聞かないでストレス激減

 

と言うことがわかった事でした。僕の単価は3000円+税ですが、皆さんの働いている月の労働時間にこれを掛けてみてください。それなりの金額になりますよね。以前こんな呟きをしました。

 

 

もちろんこの時は一社だけではないです。一人でパラレル的に仕事を回して死ぬかと思った時です。また、自分でやることを選ぶので仕事に対するストレスも激減します。これも呟き。

 

 

だから、働いた分見返りがあってストレスが減ったので、より仕事の質が上がりました。

 

独立したら税金はどうだったのか。

実際に掛かった金額ですが、

会社員を途中でやめて個人事業の収入諸々で3月に支払った所得税の不足分が23万、1年目に来た前年度に課税された住民税が約38万、健康保険料(任意継続)が毎月3万、国民年金が毎月3万(妻の分も含め)です。

 

本当、ふざけんな  っていう位掛かります。いつも税金払うときは心を無にしてますね。来年はどうなるかまだわかりません。これに加えてイデコやりはじめたりその他の投資行動も少しづつ始めました。

 

機械設計で独立したら掛かった経費

毎月に事業に必要な固定費としては

  • 会計ソフトの利用料の1980円(会計ソフトは何でも良いと思います)
  • Gsuiteの1360円 ※Gsuiteは結構おすすめ

後は生活とミックスされるので使う割合に応じて経費扱いですね。経費に出来るものと出来ないものを調べながら経費にあてていきます。そう考えると、機械設計で独立したって経費は全然掛からないですよね。

 

僕の場合、15.6インチのノートパソコンですし、作業する場所もいつもその時に適切な場所。 しっかり構えてお仕事したい方はもう少し備品にお金が掛かると思います。あと、保守入ってないCADなので。

 

来年はサブスクの2DCAD利用料が加わりますね。あと3Dも買い直したいので結構かかりそうです。

 

機械設計独立1年目でわかった事(重要)

ちょっとここから、機械設計のお仕事で独立する場合に解っておいた方が良いポイントをメモしておきます。

 

まず1つ目、一社に依存することの怖さを知りました。

 

仕事には波があります。エンドユーザーの都合もあります。よって、予定していたお仕事が無くなる可能性や、何か大きなミスが起きた場合は困ってしまうので一社に依存しない働き方が理想かと。

 

以前こんな記事を書きましたが、この効率化を複数社相手に行い一社に依存しないスタイルで今は活動しています。

 

そして2つ目、見積もる能力は絶対に必要です。

 

今まで会社でも見積りはしていましたが、正確に見積る能力が必要です。お客様に合わす事も必要な場合もありますが、基本的にはそれを曲げてはだめ。一社に依存しないという事にも関係しますが、言われてすぐ変えてしまうようなスタイルではダメです。苦しむのは家族ですからね。見積もりが正しく出来、それらを説明出来る強さを持つことが安定に繋がるはずです。

 

3つ目は、押さえるときは押さえる強さを持つことです。どんな時に押さえる必要があるかと言うと、機械設計ではあいまいな部分が後々になってトラブルの原因となります。このトラブルを事前に無くす作業ですね。我々機械設計で独立した場合、エンドユーザーより元請けさんとお付き合いする場合が多いです。

 

元請けさんとは、パートナー意識が強いので嬉しい事も辛いことも共にするかと思いますが、その先のエンドユーザーとの取り決めや、仕様確定などはちゃんとした方が良いですね。

 

1年目で一番苦労したのはこの3つ目でした。

 

それを強く感じた時に書いた記事もあります。

 

 

2020年度に向けて

さて、もう少しで2019年度がおわります。2020年は通常のお仕事に加えてまた何か新しいチャレンジが出来たら良いなと思ってます。動かないと色々解りませんからね。

 

あと、僕にアドバイスしてくださる方がおすすめしてくれた本が良かったのでちょっと紹介しますが、「はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術」という本なんですが、機械設計に限らず技術に特化した人が独立するにあたり、起こりえる状況が書かれた本です。

 

 

僕ら技術者のいく末を予告しているかのような本でした。この本は後から読んでも間に合いますし、これから独立を目指したい人に前もって知っておいて損はない本です。

 

さて、2020年度はどんなチャレンジになるか。またブログなりTwitterなりで、時に楽しみ、時に苦しんでいる様をご確認ください。

 

では、良いお年をお迎えください。

 

以上です。

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