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ソリッドワークス:鋼材レイアウトの追加方法(ダウンロード・スケッチ)

2022年7月25日

今日は、ソリッドワークスの「鋼材レイアウトをダウンロード登録する方法とスケッチから登録する方法」についてのメモです。

 

ソリッドワークスは初期に登録されている鋼材レイアウトに加えて別の鋼材スケッチを登録する方法は2種類あります。

 

  1. ソリッドワークスのデザインライブラリーからダウンロードして登録する方法
  2. 自分で書いたスケッチなどを登録する方法

 

です。 ソリッドワークスからダウンロード出来る鋼材スケッチで手に入らない場合、自分でスケッチを書いて登録する方法しかありません。 この記事では CADからソリッドワークスの提供しているデータをダウンロード登録する方法と、自分で書いたスケッチや、他で手に入れた2Dスケッチを鋼材レイアウトとして登録する方法の2種類 をメモしておきます。

鋼材レイアウトの追加方法

鋼材レイアウトの登録の優先順位は

 

  1. 先にソリッドワークスが提供している鋼材を探す
  2. ソリッドワークスが提供している鋼材データに無かったら自分で書いて登録する(角パイプなど)

まず先に確認する場所

です。 では早速メモしていきますが 鋼材レイアウトを入れる場所を予め確認 しておきます。  確認方法は以下の通りです。

 

ツール > オプション > システムオプション > ファイルの検索 > 溶接輪郭(プルダウン)

鋼材レイアウトをダウンロード登録する方法とスケッチから登録する方法(ソリッドワークス)

 

※この部分はコピーできないので、デフォルトの場所をメモしておきます「C:\Program Files\SOLIDWORKS Corp\SOLIDWORKS\lang\japanese\weldment profiles」 ←ここに これからダウンロードしたり、自分で書いたスケッチを入れます。

 

 

① 素材をダウンロードして追加する方法

では、方法1つめの ソリッドワークスからダウンロードして登録する方法をメモします。 やり方は簡単です。

 

ソリッドワークスCAD画面の「 デザインライブラリ > Weldments > JIS 」←これをダウンロードして、先ほどのファイル参照先に格納・解凍します。

※この例は「JIS規格」をダウンロードする目的ですが、別の規格もダウンロード出来ます。

 

これで、鋼材レイアウトからソリッドワークスが提供する鋼材の輪郭を利用できます。

 

 

② スケッチから鋼材レイアウト追加する方法

次に、鋼材レイアウトを自分で書く場合は以下の方法で登録します。 私のように、角パイプ(正方形・長方形)がソリッドワークスの提供するデータ内に無い場合などはこの方法で登録していきます。

 

 

②-1 スケッチを描く

まず通常のスケッチ作業をします。 (今回の例は 角パイプの150×75×3.2t)

鋼材レイアウトをダウンロード登録する方法とスケッチから登録する方法(ソリッドワークス)_3

 

 

②-2 指定フォルダに「Lib Feat Part(拡張子)」で保存する

このスケッチを、「 指定保存 > Lib Feat Part 」にて、先ほど確認した格納場所に 一旦保存をします。

 

鋼材レイアウトをダウンロード登録する方法とスケッチから登録する方法(ソリッドワークス)_4

 

以下のエラーが出た方は、次の作業をして使えるデータにします。(この場合「いいえ」を押してください)

鋼材レイアウトをダウンロード登録する方法とスケッチから登録する方法(ソリッドワークス)_5

 

②-3 ファイルを開いたままでOK、溶接フューチャー指定とライブラリ登録→上書き

下記のスケッチ部を 「 挿入 > 溶接 > 溶接 」をします。

 

次に、ツリーのスケッチ部を 「 右クリック > ライブラリに追加 > 上書き 」をします。 これで使えるようになります。

 

鋼材レイアウトをダウンロード登録する方法とスケッチから登録する方法1

 

 

使えるファイルのツリーは以下の状態になっていると思います

 

 

最後に

この作業で鋼材レイアウトで任意の輪郭が使えるようになますので是非お試しください。

 

この時点で以下のエラーメッセージが出た場合は、コンフィグレーションをプルダウンで選択し直すことで出てくる と思います。

 

 

雑な説明で申し訳ございません。

以上です。

 

ソリッドワークス