今日はエア駆動機器のカタログなんかにある「SUP」と「EXH」そして「OUT」の違いと意味についてのメモです。今回私が行なった設計の中で、電空レギュレーターを使う場面がありましてその時にカタログで見た「SUP」と「EXH」そして「OUT」の違いをメモに残します。
「SUP」と「EXH」そして「OUT」の意味
皆さんは電空レギュレータなどのカタログに記載されている「SUP」と「EXH」そして「OUT」の意味をご存知ですか?なんとなく雰囲気と構造を見た感じで意味と使い方は理解できると思うんですが・・・私は念のために証拠が欲しかったので調べてみました。
しかし、私の探し方が悪いのかカタログ等を見ても根拠となる証拠が見つからず、、、。用語にも見つからず・・・。困りました。
SUPは「supply(サプライ=供給)」
SUPについては、supplyじゃないかな?とWeb上に載っていました。そこでJIS規格:B0142「規格名称 油圧・空気圧システム及び機器-用語」を調べてみました。しかし残念ながらJISB0142において、SUPが略語であろうSUPPLYの用語登録はありませんでした。
ですが、似たような用語で
供給流量:Supply flow rate
供給圧力:Supply pressure
という単語の登録がありましたので、SUPはSupplyの略で合っていると思います。
OUTは「Outlet(アウトレット=出口、はけ口)」
そしてOUTは出口ポート:出口流量を通過させるポートという意味のOutlet portであると思います。OUTからでたエアは機器へ入ります。
EXHは「EXHAUST(エキゾースト=排気)」
一番難しかったのがこOUTとEXHの違いでした。EXHはヤフーの知恵袋はEXH=EXHALANTだと書いてありました。
しかし・・・いまいちはっきりしていないのでこちらもJIS規格:B0142「規格名称 油圧・空気圧システム及び機器-用語」でしらべました。そこには排気はEXHAUST(エキゾースト)となっていました。排気は大気への気体の流れをあらわす語句です。
そこに「EXHALANT 」はありませんでしたので、EXHの正しくはエキゾーストで間違いないと思います。ちなみに電空レギュレータはEXH側にはサイレンサが付きますし排気の意味でばっちりであると思います。
以上です。
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空圧その他
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