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機械設計メモ2

・仕様書雛形

機械を設計・発注する人に必要な仕様書の雛形

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今日は「機械を設計・発注する人に必要な仕様書の雛形」についてのメモです。自動化機械の設計・製造を頼みたいがどんな風に頼んでよいか、仕様書をどう書いたら良いか解らない方などは参考に使ってみてください。

 

機械の仕様書

Free-Photos / Pixabay

 

機械や製造装置の仕様書の書き方は、機械の設備によっても色々な仕様書が存在します。

引用:仕様とは

作るものに関し要求する、特定の形状・構造・寸法・成分・精度・性能・製造法・試験方法などの規定

それら仕様を基に、機械メーカーでは計画、設計、製造していきます。まずは仕様書の雛型をダウンロードしていただき、一緒に見ながら理解を深めてもらえればと思います。

 

 

機械仕様書の説明

ではここから、仕様書の雛型に記載してある内容を説明していきたいと思いますが、前提として仕様書はいきなり完璧なものは出来ないので、途中ですり合わせを行なえばよいという意識で大丈夫です。※説明が不要な所は省きます

 

表紙

特に説明はありません。

 

依頼概要

依頼概要は、記載項目にある通り「依頼内容」です。簡単に説明をするとこのようになります。

  • 依頼範囲:やって欲しいこと
  • 検収条件:ここまで出来ればよいですという「指標」
  • 納期:ここまでに「検収を終わらせてください」という期日
  • 納品時・提出資料:欲しいもの
  • 保証:納品後の保証期間とその内容
  • その他:その他に依頼しておくこと

機械を作る場合、これら依頼内容が非常に重要です。

 

依頼概要の補足。やってはいけない・言ってはいけないことがある

この依頼概要のところでとても大切なことは「出来たらで良いです」とか「こういうのあったら良いなと思います」とかの曖昧な表現や、補足事項を口頭で伝えないようにしましょう。

 

設備概要

特に説明はありません。

 

ワーク概要

機械を設計する上で、このワーク(機械で扱う対象物)は非常に重要です。機械発注側が、この対象ワークを間違えたり、設計が進むにつれて徐々に追加されていくのは基本的に良くありません。図面だけでなく、管理寸法、CADデータなど、ワークに関する情報を充実させると良いです。

 

全体行程概要

これから機械化したい範囲の行程を漏れなく記載します。設計製造側ではこれら記載されている行程を把握・現場確認などを行い機械へと変えていきます。またこれら行程が機械のボリュームを決める大切な要素になるので、ここが多かったり抜けていたりすると見積り金額にも影響が出てくるポイントです。機械メーカーに正しく把握してもらうコツとしてお奨めするのは、QC工程図や動画を用いるなどの方法も細くとして添付することです。

 

工程(番号)概要

ここは上記「全体行程概要」を更に細かく指示をする場合にご利用ください。

 

プログラム構成

プログラム構成は、機械を操作するタッチパネルなどの仕様や階層、各モードの説明をします。機械メーカーに任せるのも良いと思いますが、他の装置と基本をあわせると良いでしょう。

 

管理項目一覧

ここでは、全体工程及び工程での管理値を一覧で表示します。

 

条件等

ここの条件等とは、機械が設置される空間から機械に利用する機器のメーカー指定など、設計をしていく上で必要な条件を指定します。機械を構成する駆動機器やセンサーなどは、多くのメーカーが存在しているため、発注側が選択の範囲を絞る事で設計等楽になることがありますので、できる限り条件を指定することが重要です。また、ここで指定するメーカーを今後も利用していくことで設備の運用も楽になっていきます。

 

まとめ

今回、仕様書を纏めてみましたが私は過去に、プラント系、生産設備、機械要素、航空宇宙関連などなど、比較的他分野の仕様書を見てきた中から、機械設計者に有効な仕様書のごく基本的な雛形を作ったつもりです。

人材不足への対応や、生産効率を上げるために自動化を急がなければいけない会社さんも多いと思っています。しかし、こういった専用機械の注文自体に難しさもあります。私の力も極わずかではありますが、貢献できればと考えています。仕様書などで何かご質問等あれば私の知る範囲で対応したいと思います。その際はお問い合わせからぜひご連絡ください。

以上です。




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