今日は「ラジアンから角度を求る。角度からラジアンを求める方法」についてのメモです。
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弧度法のラジアン
ラジアンの定義
円周上でその円の半径と同じ長さの弧を切り取る2本の半径が成す角の値とされていて、もう少し解りやすくすると「円の半径に等しい長さの弧の中心に対する角度」となります。
ラジアンの記号:rad
ラジアンから角度を求る。角度からラジアンを求める方法
弧度法(ラジアン,rad)は、円の中心角とそれに対する弧の長さは比例するということから、関係上、弧の長さから逆に角度を求めることができます。
以下に計算例を記載しておきます。
ラジアンを求める際の基本計算式
ラジアン=弧長÷半径
ラジアンを求める計算例
ラジアン=15mm(弧長)÷500mm(半径)=0.03rad
ラジアンが決まっているときの角度を求める計算式
角度=ラジアン×180÷π(円周率)
ラジアンが決まっているときの角度を求める計算式の例
角度=0.03(rad)×180÷π(円周率)=1.718873385°
角度が決まっている時のラジアンを求める計算式
ラジアン=角度×π(円周率)÷180
角度が決まっているときのラジアンを求める計算式の例
ラジアン=1.718873385°×π(円周率)÷180=0.03rad
ラジアンが決まっていて、半径が決まっている場合の弧長を求める計算式
弧長=ラジアン×半径
ラジアンが決まっていて、半径が決まっている場合の弧長の求める計算式例
弧長=0.03rad×500mm=15mm
ラジアンが決まっていて、弧長が決まっている場合の半径を求める計算式
半径=弧長÷ラジアン
ラジアンが決まっていて、弧長が決まっている場合の半径の求める計算式例
半径=15mm÷0.03rad=15mm
以上です。