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機械設計士がよく起こすミス。図面を流用したらトラブルも流用しちゃいました。

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今日は「機械設計士がよく起こすミス。図面を流用したらトラブルも流用しちゃいました。」についてのメモです。機械設計あるあると言いますか、フィードバックの重要性について話そうと思います。

 

図面の流用でトラブルも流用

先日、ある機械の一部を設計頼まれてお仕事していたんですが、基本的には既存の設備を、少し味付け変えてもう1台複製するようなお仕事でした。しかし、組立現場からこんなことを言われました。

 

「Aという部品当たってるよ。てか動かしたら当たるよ。しかもちょっとだけね」

 

現場からの指摘があったその部分は、今回の設計で変更が無い部分でそのまま流用した部分でした。

 

原因は単純「信じていた」から

図面を流用した理由は単純です。既存の設備順調に動いているし「変えることが無ければ見る必要ないかな」と思ってしまったからなんですよね。それが干渉を察知できなかった原因です。仕事内容は2DCADのお仕事でしたので、干渉チェック機能も無いですし、とにかく線がグチャグチャしているので完全に避けていました。

 

仕事を〆る作業(フィードバック)は徹底しましょう

今回のような設計案件には、流用する部品や、図面事態も表題の部分だけ変えて流用できる場合が多いです。そしてそれらは完成している既存装置の部品図達なので、しっかり実機のフィードバックを受けているものが一般的ですね。

しかし、そのフィードバックがない機械もあるということです。

以前の機械はおそらく現場で対応してしまったのだと思います。そしてそのままフィードバックが完了していなかったものだと思います。

機械設計は、長期間かけて大きな機械を設計したり、回転速く機械を設計したりと沢山の案件が入り乱れるんですが、いずれにしても機械を設計した後しばらく経ってから部品が上がってきて組み立てますよね。ですから、設計完了から組立まで時間が空きます。その頃には次の仕事に着手している場合がほとんどですよね。そんな入り乱れている状況の中で一つ一つの仕事を「〆る」事が出来ていないと今回みたいなことが起きるのです。

 

〆るコツはありません。淡々と訂正して上書きする事です

そのフィードバックって責任の所在があいまいになってしまうのも問題ですね。現場で気づいて対応したら、それを設計士に伝えて図面修正、図面管理している人が差し替えます。登録します。 これ、どこがサボってもフィードバック作業は完了しないんですよね。

もうこれにはコツなんて無いと思っています。体系的なフィードバックが出来るといいのですが、私達のような幅広いお客さんとお仕事する場合はそのお客さんごとの仕組みにあわせる必要がありますし、そもそもそのフィードバックの仕組みが無かったら、ちょっと改善が難しいです。

 

流用案件って実は難しかったりしますよ。

今回のような流用案件って、参考図があるから設計工数が掛からないから、それなりに設計コストも抑えられるはずですし、問題も少ないはずですよね。

「万が一何か起きたら困りますから」といって、時間掛けてチェックしても問題ないようであれば「ほらね」参考図を基にすれば大丈夫でしょ?と、言われる訳ですよ。

逆に今回のように干渉があると、現場は止まるから納期は遅れるし、その分コストもかかるわけですよ。でもそれって設計士にとっても現場にとっても損ですよね。だからそんなときは「お互いチェックしておけばよかったね・・・」となってしまうわけです。

流用案件って難しいです。

ですから、こういった流用案件は隠れたリスクがとても大きいので、見積りの段階からそのリスクを提示しておくことは非常に重要ですよね。「そのまま流用しますけど、何か問題起きたらこれの倍くらい時間掛かるかもしれません」と前もって伝えておく、理解してもらうことが大切ですね。

以上です。




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